お陰さまで筆記試験は無事合格。しかしこれから実技試験や口述試験もあってまだまだ油断できない状況。でもまあ第一関門突破ということで、とりあえずヘラヘラしてます。
最近はずっとMTB。ロードよりも視線が高くて速度が低いので、通勤途中の美しい紅葉が良く見えて楽しい。ついつい脇道にそれてダートコースを走ってしまう。落葉サクサクの絨毯の上を走るのはサイコーです。
でもなかなか通勤コースをショートカット(遠回りでも別にエエねんけど)できるようなダートコースが見つからなくて、結局行き詰って元の道へ帰ってこなくてはいけない。遊歩道に設置されてる道案内の看板ってエエ加減やし。あんまりウロウロしすぎたら遅刻するし。
休みの日を利用して探索するかな。でも明日は予定が一杯・・・・。いつになることやら。
「MTB」カテゴリーアーカイブ
エエ加減に
ロードへのモチベーションが上がってくれ>オレ。
まあええか。自分のモチベーションに正直に、乗りたいバイクに乗ることにする。で、久しぶりにダート工業。
阪奈道路を、はや山荘ショートカット激坂コースで頂上まで。早速ダート工業コースへ。
スリックタイヤのままだったし、久しぶりのダートだったので初めはビビリが入ってたが、走ってるうちにだんだん楽しくなってきた。しかし5分ぐらい進んだところから草木が生い茂ってきて道がどこにあるかわからんぐらいになってきた。クモの巣は顔や腕に絡まるし、鋭利な葉っぱで足切るし。サングラスの前にでっかいクモが張り付いた時には落車するかと思ったぜ!去年の王滝前にしょっちゅう走ってたからなんとかロストせずに行けたものの、あれ普通のヒトやったら遭難するで。近所のMTBerの方々、どんどんダート工業コースへ走りに行って道を作ってください(他力本願)。
中盤からは草木もなくなってきていつものダートコース。路面はほとんどドライでローディーにとっては嬉しいドロ汚れナシ。久しぶりに走ったので何度か足を着いたけど、ガレてるところなんかはナカナカうまいこと下れたと思う(自分比)。ただやっぱりスピードは遅い。下りが遅いと王滝5時間台はムリだろうな。
下りが遅いのをハードテールのせいにしがちであるが、機材に関してアレコレ言うてもしゃーないので、それ以外の方向からアプローチして考えてみたところ、今日なんとなくその対策みたいなんがわかった気がする。それは、「ガチャガチャと音を立てる物をなくす」こと。チェーンがチェーンステーに当たってガチャガチャ言うたり、ボトルの中の工具や部品がガチャガチャ言うたりすると集中力が削がれる気がする。平坦路を走ってるときには出ない音がダウンヒルの時に出ると、「聞き慣れない音=なんかトラブルちゃうか」と思ってしまうのである。
次回からはその辺の対策もしてから練習することにする。
ていうかオキナワまで1ヶ月半ぐらいですが・・・・(汗)。
MTBの人
何があったというワケでもないけど、ここんとこMTB通勤。オキナワを控えた身としては、ロード通勤でロード筋肉を鍛えないといけないのは重々承知だけども、まあタマにはMTBもええかなと。
ロードに慣れきったカラダでMTBに乗ると無性に楽しい。特に下り。つづら折れのカーブなんか、ロードに比べたらスピードは出ないけど、だからこそ気持ちに余裕が生まれて意のままにコントロールできたりとか、ブレーキも良く効くから腕もしんどくないし、もしかしたらジブンはローディーではなくてMTBの人なんかなあと思ってしまうぐらい。ダートがもっと近所にあったらね。もっと気軽にMTBを楽しめるんやけどね。都会っ子は必然的にローディーなのです。
ツールド沖縄にもMTBレースあったらいいのに。やんばるの山の中を、変なセミの鳴き声を聞きながら走ったらオモロイと思う。王滝よりは安全(?)な気がする。
来週は9月王滝ですね。参加者の皆様、気をつけていってらっしゃい。
2009年 夏合宿下見
良く走ってくれました
ゴール後にある程度ザブザブと洗ったけど、まだまだ汚れたままで放置してあったMTBをしっかり洗車&点検。
特に不具合は見付からず、本当に良く走ってくれたと思う。レース中、カラーリングまで全く同じバイクを1台だけ見かけたけど、やっぱりドロドロになった状態でも赤と白のツートンカラーは目立つしキレイ。ずっとこのフレームを大切にしようと思った。
サドルは8mmほど下がっていた。走ってる途中でも、下がっていることは感覚的になんとなく感じていたけど、いちいち調整する時間がもったいなくてそのまま走ってた。サドル高が変わったことによるカラダへのダメージは無かったので、1cmぐらいの高低は関係ないのかな。鈍感なジブンにバンザイ。
チェーンとディレイラーは完全に油切れ。どの辺りで油切れを起こしていたかはわからないけど、レース中は何百回もシフトチェンジしたと思うし、トルクがかかったままムリな変速になったこともしばしば。すぐにすることはないと思うけど、来年もしまた参加するならチェーンとワイヤーは交換したほうがいいだろう。
今日は午後から雨。明日は晴れるみたいなので自転車通勤しよう。
王滝レポート バトル編
バトルNo.1 『VS.便意』
記念すべき王滝レポート一発目がウンチョスネタってのもアレだが、なんで自転車乗りはあんなにウンコが長いんだ。並んでるときは「早よせーよ」と思ってるくせに、いざ自分の番が来たらここぞとばかりに長居しやがる。長丁場のレースに備えて全てを絞り出したい気持ちはわかるが、急を要する者にとっては鍵をこじ開けてでも突入したいんだからなんとかしてくれ頼む。お陰でスタート20分前までドキドキしながら列に並んでた。まだ後ろに並んでた人は大丈夫だったんだろうか。なんとか間に合ったので勝ち。
バトルNo.2 『VS.大勢のMTBer』
スタート地点はやや後方だったので予想はしていたが、やはり渋滞。ムリな追い越しは危険だから、前が空いたらすぐにそこに突入できるように重めのギヤを選択。ダッシュして緩めて、ダッシュして緩めての繰り返し。序盤10kmぐらいまではそんなことしてたと思う。いろんなレベルの人がいるから危ない危ない。タイヤがハスって目の前で集団落車もあった。うまいことクリアできたので勝ち。
バトルNo.3 『VS.フルサストレックさん』
最初の上りをクリアして初めて出てくる長めの下り。ジャリジャリの路面でビビリながら下っているといろんな人に抜かされる。遅いのはわかってたので別に焦ったりムリをしたりはしなかったが、中でも印象的だったのがトレックのフルサスに乗ったMTBer。ちょっとした段差でもピョンピョン飛び跳ねて行かれる。上りで抜き、下りで抜かれるというバトルが続いていた。目の前をあまりに気持ち良さそうに飛び跳ねるので、悔しいから上りで抜き返す際には全部立ち漕ぎしたった。いつの間にかいなくなったので勝敗つかず。
バトルNo.4 『VS.シクロクロスさん』
ガレ場をせっせと上っているときに、えらい前傾のきつい自転車に乗ってる人がいてるなあと思ったらシクロクロス車だった。細いタイヤで難儀しながら上っておられるので大変やなあと思いつつ抜かした。下り坂に入ったら後方から自転車の近付く音が聞こえたので減速して道を譲ったら、なんとさっきのシクロさんが下ハン握ってドエライスピードで下っていった!ガレ場ですよ。「シクロ車が走れないところは水の上だけ」って聞いたことがあるが、イヤあの言葉はホンマやね。尊敬します。下り切ったとこでパンクしてらっしゃったので結果的には私の勝ち(笑)。でもバトル的には負け。
バトルNo.5 『VS.尿意』
また下ネタ。何km地点かは忘れたが、どうしてもガマンできなくなって立ちションした。普段は立ちションはしないタイプだが(ここ強調)、こればっかりはやむを得ない。しかし立ちションするタイミングにかなり悩んだ。立ちションしてる間のタイムロスと、上りで抜いたMTBerとのタイム差を脳内で瞬時に計算、ヨッシャ今や!と木陰に隠れて(ここも強調)行なったが、どこでどう計算を間違えたのか、さっきの上りで抜いた人々にすぐに抜き返された。私が金色の放物線を描いている間にヘコヘコと抜いていくMTBer6人。悔しいから全員のジャージとバイクを覚えてロックオン。全てのMTBerを抜き返すのに1時間かかった。尿意恐るべし。
バトルNo.6 『ダウンヒル体型のクライマー』
MTBerは人材の幅が広い。ローディーはある程度限られてくるが(オキナワにはガリガリと坊主しかいなかった)、MTBの世界では速いデブがいる。ラグビーやアメフトの世界にはゴロゴロいることは知っていたが、自転車界にもいるんだなあ。上りがめっちゃ速いふとっちょさんがいた。当然下りも速い。なんとか上りで付いて行くが、下りでぶっちぎられる。アレは逆にカイカンである。そこまで速いなら許すって感じ。でも後半で座り込んで何かをバクバク食べておられたところをアッサリ抜き返した。燃費は悪いのね。
バトルNo.7 『黄色ジャージの人』
後半、もう80km地点を越した辺りからだったと思う。ずっと前後して一緒に走っていたトレック乗りさんがいた。荷物も少量で、ふくらはぎの形が美しくて、何よりガレ場のライン取りと下りのフォームがきれい。かなりレベルの高いMTBerさんだと想像する。後ろに付かせてもらっていろいろ盗ませて頂いた。最後の下りでぶち抜かれ、私よりも前でゴールされたようだが、なんか悔しいとかそんな気持ちはなかった。最後の最後でイイもの見せてもらった。誰かは存じ上げないけどどうもありがとうございました。
とりあえず印象に残っているバトルはこれだけ。最大のバトル相手はやっぱり自分。さすがに後半の長いガレガレの上りではココロが折れそうになったが、ヨメコドモの顔を思い出して奮い立たせた。そしたら周りの人が遅くなった。だから抜いた。そしたら元気が出てきた。ずっとそれのくり返し。
上りきったところに壮大な御嶽山が居座っておられた。
鳥肌が立つほど美しかった。
カメラを持っていなかったので、心のシャッターを何度も切った。
今でも目に焼き付いている。
だから絵にしてみた。
その素晴らしい眺めは、このレースに出て良かったと思わせるどころか、生きていて良かったとさえ思わせてくれる姿であった。
渾身の絵画はこちら。
ヨメコドモ、回転木馬の皆様、会社の皆様、関係者の皆様、王滝民族の皆様。本当に楽しかったです。来年も走りたいです。ありがとうございました。
王滝レポート とりあえず備忘録
ついに夢の王滝100kmに参加。予想通りハードなレースだったがなんとか6時間24分で完走。王滝経験者が言うに、順周りより今回の逆周りの方がハードだったそうだが、私はこれが初めてだったのでよくわかりません。とにかく目の前の坂と石と水溜りをひとつひとつ丁寧にやっつけていくだけ。
持って走った補給食は、ウィダー4個、カロリーメイト1箱(箱から出して)、赤飯のおにぎり2個(1個はドロドロで食べれず)、山岳賞パワーバー1個(賞味期限切れ。でも無問題)、参加賞のパワージェル1個、水500mlボトル1本(途中の天然エイドで1回給水。ゴール地点でカラになったのでちょうど1L)。おにぎり1個を残して全て完食。摂るタイミングなども非常にうまいこといった。
トラブルはラッキーなことに全く無し。チェーンがサックすることが3回ほどあったが落ち着いて対処したので走りながらリカバリーできた。パンクも無し。なぜかパンクはする気がしなかった。タイヤ空気圧は不明(笑)。スタート前に調整するつもりだったがトイレに並んでいるうちにスタート時間が近付いてバタバタして忘れた。感覚的にはフロントもリヤも2.0barぐらいかな?低め。でもこれまたラッキーなことにバッチリな圧だった。フロントサスのエア圧が少々高かったみたいで、ゴールしてからサグをみたら60mmぐらいしかストロークしてなかった(!)。チェーンオイルはスタート前にかなもっちゃんのを塗ったのでなんとかもった。ありがとうかなもっちゃん。
よって工具類は何も使わなかった。パンク修理1回分(チューブ1本パッチ無し)、ボンベ2回分(ポンプは無し)、チェーン切り、チェーンピン3個ぐらい、ブレーキパッド1セット、軍手片方、六角レンチ3種類、スタッピドライバー。全てバラストになるというラッキーさ加減。ありがとう神様。
カラダのトラブルもほとんど無し。序盤から腰が痛くなったが、ダンシングやストレッチ(走りながら)を織り交ぜて回復させた。下りの振動で上腕二等筋が痛くなった。肩からヒジ、手首の関節が痛い。ヒザはそんなに痛くない。脚にも疲労があるぐらいでいたって元気。補給食(カロリーメイトやったかな?)を食べてるときに下唇をおもくそ噛んでしまってそこだけが腫れ、その後補給食を摂るたびに噛んでしまう。怪我らしい怪我はこれだけ(笑)。
とにかくラッキー続きだった。デカイ石のすぐ横を通り抜けるときも、うまくペダルが上死点にきて何事もなくクリアー。カラダの調子も良かったし、ガレた岩場もダンシングできるほど。下りはとにかくゆっくり(笑)。上りで抜いた人に下りで抜かれることの繰り返し。でもやっぱりレースをトータルすれば、上りが速い方が絶対有利。下りが速い方が有利だと思い込んでいたのでそれは嬉しかった。
レースレポートに続きます。