フロント2速

 以前からちょっとだけ妄想してることがあって、MTBのフロントをトリプルからダブルにしようかなと思ってた。
 
 トリプルではちょっとギヤが多すぎる感じが以前からしてて、トップは重すぎるしローは軽すぎる。去年の王滝でもインナーは使わなかったから、アウターとセンターの大きさを少し小さめにしたら結構イケるんちゃうかなと。軽量化にもなるしええんちゃうん!?
 
 で、ちょっと調べてみたらこのヒトもやってるし!
 
 こりゃオレの妄想も捨てたもんやないなと喜んだけど、記事を良く読んでみるとどうやらBBの長さも変えてるみたいね。そうなってくるとまたお金かかるなあ。インナーだけポロっと外すというわけにはいかんのかな。まあちょっと相談してみよ。技術のことは木馬に。お金のことはヨメに・・・・。

ダート工業通勤

 昨日は禁酒デー。ワタクシ、週2回禁酒デーを設けております。健康の為とか言うと聞こえはエエですが、本当はヨメの機嫌をとるためです。つまり何かお願い事がある場合は、週に2回しかチャンスがないというわけです。昨日は「いつもよりちょっと早起きしてくれ」と頼みました。今朝は早くに起きてダート工業回りに通勤するためです。
 
 5時半起床、6時09分家出。ダート工業上り口には7時ちょうど着。
 
 天候は曇り。風はなし。昨日の日中に暖められた空気が上空の雲の層に守られて淀んでる感じ。暖かい。
 さっそく登り始める。
 タイヤは前が2.1、後2.4。サスは上から140、下から110ほどで、自由長は105mmになるように。
 
 ちょっとリヤのエアが高すぎかな。フロントをクリアさせたのに、リヤがスリップする場面が何度かあった。ワタクシの弱小なペダリングトルクでもスリップするんやから、そろそろタイヤも交換せなあかん。金がかかるぜ!
 
 登りづらいガレ場やドロ沼、ワダチ等が若干整備されている。誰がやったかわからんが感謝。でもおそらくモトクロス(トライアル?)の単車乗りさんが整備したものと思われ、自転車にはあまり優しくない整備の仕方である。でもまあ乗車率が上がるのはいいことだ。
 
 上りが急で、イキオイをつけないとクリアできない部分をオリャ~~!!とイクと、息が一気に上がってしまって後が続かない。その後の斜度が緩やかなところで加速したいのに、加速できない。休んでしまう。そこがタイムの縮めどころと見た。
 
 今日は荷物を背負ってたこともあってか32分。ベストより1分遅れ。まずまず。
 
 これからも続けよう。週2回だけ・・・・・。

納めて来た

 王滝代。
 
 420円でエントリーできるという騒ぎも一時あったが、やはりそれじゃあアリガタミがない。小遣い1ヶ月分もの大金でなければ表彰台を狙う価値がないぜ!と自分に言い聞かせてみる。
 
 さて、これで逃げも隠れも出来ない状況となったわけだ。今年こそ、そこそこエエとこでフィニッシュしたいもんである。というわけで、本番まで新たな練習メニューを妄想した。
 
 「ネットで練習メニューを公開すると続かない」というジンクスがジブンにはあるので詳細はヒミツにさせて頂くが、今度のメニューは今までとはヒト味もフタ味も違う。1週間全てが練習メニューで埋まっているという素晴らしいものである。
 
 しかも「優勝賞金はオマエに全額やる」と無責任なことを言って無理矢理ヨメの許可を得て、今回は家族ぐるみで燃えるように仕向けた。頼むから速いヒトは9月にしてと祈りたい気分である。
 
 
 とにかく本番までケガしないようにガンバロー。

7

一緒に考えてください

 ヒマなときにじっくり読んでください。
 
 
 先日ダート工業へ王滝練習へ行った際、ちょっと大き目の石ころや深めの轍に、ちょうど下死点に来たぺダルが引っかかり、文字通り足をすくわれる形になって足を着いてしまうことが多々ありました。運の良い日はペダルが上死点に来て何事もなくクリアできるのですが、先日はなんでやねんというぐらい引っかかりました。
 
 それからですね。いろいろと無い知恵絞って考えたのですよ。それが上の画像です。PCで図を描いたことがないのでノートに描いたのを写真に撮るという、ぶっさいくな方法でこっぱずかしいのですが、見難くても見てください。力作です(笑)。
 
 いいですか(←本人が良くわかってないので自分に言い聞かせるように説明してます)。円周上にある一点は、その円が転がると上の図のように移動します。よね?うん。するする。これを『サイクロイド曲線』って言うらしいです。
 
 この円をクランクに例えるとですね。(私の場合)クランクが175mmなので半径175mmの円が常に転がってるワケですよ。半径175mmだったら円周は1099mmです。ペダルが1回転すると1099mm進むのです。自転車って転がってるのはタイヤだけじゃないんですねえ。クランクも転がってるのです。
 
 でも、クランクってタイヤみたいに地面に接してるワケじゃないんで、実際には空中に浮きながら転がってます。私のバイクの場合はペダル下死点から地面まで約12cmです。乗車状態では10cmぐらいかと思います。だからクランクは地面から10cm上空をクルクル回転してるのです。だからペダルが1回転して進む実際の距離は、その時選んでるギヤによって変わるワケです。
 
 ここからややこしくなってくるのですが、大抵の自転車はホイールよりもクランクの方が径が小さいので、地面に対しては上のサイクロイド曲線ではなくて、下のような波線に近い形になるのです。うん。なるなる。これをカシコの人のHPによると『トロコイド曲線』と呼ぶそうです。軽いギヤであればあるほどトロコイド曲線はサイクロイド曲線に近付き、重いギヤほど横にびよ~んと長いトロコイド曲線になります。よね?なるなる。ていうか私の拙い説明でココまで理解できました?
 
 だから結局ナニが言いたいかと申しますと、ペダルが下死点に来てる時間を少なくすれば石ころに引っかかることも少なくなるんちゃうんかということです。ペダルが横に長いトロコイド曲線を描けば描くほど、ペダルが路面に近い所を通過する時間が長いのです。つまり石ころに引っかかるチャンスがそれだけ多くなってしまうということです。調子乗って重いギヤをぐいぐい踏んで登っていても、ロードならそれもアリですが、MTBでは時と場合によってギヤも使い分けないといけないということです!(←言い切った!)
 
 ロードバイクの場合はどんな斜度でもケイデンスがある程度一定になるようにギヤを選びますが、MTBの場合は斜度だけでなく、路面状況も考慮してギヤを選び、さらにその速度を維持できるようにケイデンスの変化も許容できるように脚を鍛えないといけないのですよアナタ!MTBは奥が深いでしょうよ!こんだけイロイロ考えながら練習してるMTBerが他にいますかってんだ!!
 
 
 酔いながら書いたワリにはリッパな論文だと思うんですが誰か褒めてください・・・・・。
 
 
 

王滝練習 その3


 ↑試しにやってみたらうまいことバランス取りよった。
 
 今週の休みも王滝練習へGO!ゴー郷!(ひつこい)。
 
 セッティングは先週とほぼ同じ。ただしタイヤの空気圧は少し高めにフロント2.0、リヤ2.3にした。高めといっても普通ぐらい。だけど先週みたいに不思議と乗りにくいという感覚はなかった。グリップが悪いとかハネるとか、なんであんなに高めを嫌ってたのだろう。サスは上から140、下から120。リバウンド調整は先週から触らず。
 
 今回は登りがうまいこといけた。難しいセクションも勢いをつけて乗り越えられたし、1秒ほどスタンディングして体重移動してからトルクをかけて脱出したり、プチトライアルをしてるみたいで楽しかった。後半は斜度が緩くなって速度を上げる。コーナー毎にバンクを利用して速度が上がる感覚がサイコー。レーシングXCバイクは水を得た魚のように走ってくれた。
 
 下りもそこそこ順調。「内側のグリップを握り込む感じで」とのアドバイスを受け、コーナーではバイクの中心に乗り、リーンアウトと同時に内側グリップを意識。「握り込む」と言うとチカラが入ってしまいそうなので、『外側のグリップから手を離す』みたいな感じでやってみた。
 
 そしたらバイクが内側にぐりん!と切れ込んで恐ろしいぐらいに曲がるようになった。速度とコーナー半径に、バイクのバンク角が見合ってない。もっと速度が出てるときはものすごい効果的なワザなのでは!?ワタシの場合には速度がまだまだ遅いので怖かったが、もっと練習を積んだらもっと速くなれることがわかった。ものすごい嬉しい。
 
 下りの中盤から後半にかけて、先週にはなかった手のひらの痛みが出てきた。フロントがショックを吸収してない。タイヤの空気圧が高いせいかな?と思いながらだましまだし下ってたけど、左右の切り替えし等でトッ散らかることが多くなってきて、こうなったらオモシロくなくなってくる。下りきってからサスを見たらストロークが極端に短くなってて(出発時105mm→75mm)びっくりした。なんでやろ。エア漏れかな?ちょっと様子を見てみよう。
 
 今日は晴天。放射冷却で朝は冷え込んだ。日陰部分は霜が降りてて落ち葉とはまた違う「サクサク音」。速く走っても遅く走っても、MTBは楽しいなあ。

2

王滝練習その2

 7時に起床して王滝練習へGO!郷!
 
 まずは関目で朝から牛丼並補給。コレが効いた。ダート工業逆走→阪奈道路下り→少しホテル街を抜けて→単車のトライアルやってるとこらへんを抜けて→ダート工業下り。
 
 サスのエア・・・・上から140psi、下から120psi。
 リバウンド・・・・一番締めたとこから1.5回転戻し。
 タイヤのエア・・・・前後共2.0
 
 タイヤのエアが少々高い感じがしたので現場でプシューと抜く。多分リヤ1.8ぐらい、フロント1.7ぐらいになったと思う。走りやすなった。低目が好みだが、これはなんぼなんでも低すぎるかな?グリップが悪いなあと思って低めにするのだが、タイヤのブロックもだいぶ減ってきたのでそろそろ交換時期かな。
 
 今日の登りはアカンかったなあ。ダートの場合はテクニックも大事やけどやっぱりエンジン。軽いギヤでタラタラ登ってても登れることは登れるが、ちょっとした段差や石ころでタイヤを取られるし、轍から脱出できへんし、フラフラして足着いてばっかり。やっぱりホイールにある程度遠心力つけて走らんと二輪車は安定しません。
 
 そのかわり下りはかなりイケてた。今まで下った中で一番イケてたんちゃうかな。店長とかD上さんとかに見せたかったぜ。ムリにでもリーンアウトの体勢をとってタイヤサイドのブロックが高くなってる部分を使い切った方がええわ。いつもは腰を引いてリヤ加重やけど、今日はちょっと冒険してフロント加重にしてみた。よく曲がる。バイクコントロールもしやすい。実はそんなにフロント加重にはなってないのかもしれへんけど、バイクの真ん中に重心が来たのが良かったのかも。
 
 課題・・・・エンジンが衰えてるので鍛えなおし。グローブが薄すぎて手が凍り、シフトチェンジがうまくいかなかった。早く春よ来い。

4

懸念

 大体1年前の日記を読み返すと、やはりこの時期はMTBにハマっていて、6月の王滝に向けてダート工業コースで練習し始めた頃である。文章の内容も特に今と変わっておらず、読んでいて赤面してしまうぐらいに変わりばえしない。そんな日記に毎日お付き合いくださる皆様には本当に感謝します。ありがとうございます。
 
 今さら言うことでもないですが、去年に比べると確実に私は遅くなっていて、体重も人生初の68kg台に突入。去年の乗鞍や沖縄でも散々な成績。かといって特に焦ってるわけでもなく、タイムアタックやレースに向いて今までやってきたけど、そろそろ方向転換する時期なのかなあとぐらいにしか思ってない。まあ自転車を楽しむ方法はいろいろあるし。
 
 でも6月に出ようと思ってる王滝は、去年の6時間20分(ぐらいやったかな?)をゼヒ更新したい。出来ることなら6時間を切りたい。
 
 で、それを達成するためにナニをするかということですが、今のところオフロードを走る練習をたくさんしているので、去年よりは下りは上手になってるかなあとは思う。でも前述にもあるように上りは確実に遅くなっているだろうから、やっぱり減量と基礎体力の取り戻し&向上がイチバンかなあと思います。
 
 そんなことを考えながらクルマのハンドルを握っていると、なんでオレは自転車のハンドル握ってないねんと自己嫌悪に陥ります(笑)。まだ6ヶ月あります。6ヶ月あるうちの1日ぐらいサボってもどうってことはないと思うけど、やっぱりその1日の積み重ねが6ヶ月になっていくわけですもんね。
 
 正月休みのお陰でなかなか布団から出られません。でも「エエ年にするぞ!」と言った以上、ジブンに甘えていてはエエ年にはなりません。人にはもちろん、ジブンにも嘘をつかないようにしないと。
 
 その仕事に嘘はないか
 その言葉に嘘はないか
 私達に課題は多い
 私達に迷いは多い
 けれどその度に
 この言葉に火をつけよう 
 嘘は嫌いだ

 
 http://www.beverage.co.jp/fire/
 
 
 とりあえずカップラーメンやめよ。

忘れないうちに

 書いとこう。
 
1・・・・ダート工業逆走は45分だった。写真撮影とかちょとだけ道を間違えたりしたので今度行くときは40分切りたい。
 
2・・・・背の高い石や轍の中を通るとき、靴が障害物に当たるとクリートが外れることがあった。ペダルをシーソーのように漕いでタイミングを見計らううが、ラチェット幅が大きい(もしくはパウルの一発目の引っ掛かりが遅い?)のでうまいこといかなかった。要OH。要練習。
 
3・・・・タイヤの空気圧調整は相変わらず難しい。トレイルまでのアプローチがどうしても舗装路なので高めに入れて行って現場でテキトーに抜くようにしてるが、ゆっくり抜くこと←当たり前。抜きすぎて貴重なCO2ボンベ使ってしもた。
 
4・・・・ロード練習よりも補給食は少し多めに持っていったほうがいいかも。ドロンコになったウェアでお店に入るのは少々気が引ける。

2

王滝練習その1


 ダート工業へ王滝練習。王滝のガレた激坂を速く登るには、ダート工業逆走のテクニカルヒルクライムコースを攻略する必要があると勝手に判断。ギンギンでイってきた。
 
 自宅から清滝方面には行かずに阪奈降り口方面へ。市街地を抜けてダート工業コースを下から上り始める。落ち葉がフカフカなのでガレた部分が隠れて上りやすいことは上りやすいが、なにぶん激坂なので、イキオイでおりゃっ!とイクにはスピードが遅いから何度も足を着いた。ふんが~っとスピードを上げるとクリアできるけど、ずっと続けようと思ったらでけへんわな。トライアルの要素が高いかも。
 
 上の画像のドデカイ岩のとこを登れたらスンゲーと思う。たぶんスンゲー人は登ると思う。
 
 阪奈頂上まで登って奈良方面へ下る。Y田丘陵を小明方面へ下り、田原台から緑の文化園に向かって上り始める。でもここは階段が多くて乗車率は低い。シクロ向き。下の画像は行けると思って突っ込んだら、沼が落ち葉で隠れてた!危うく前転しそうになったバイクから飛び降りて避難したところ。

 緑の文化園から阪奈頂上へ行き、今度はダート工業を下る。今日はなかなかイケたと思う(自分比)。難しいセクションとこは「チカラ抜いて~」と声を出しながら行った。「もっと先見て~」とか「もうすぐちょっとだけ登り返すからギヤは軽めで~」とか。
 
 朝7時半出発して木馬に着いたのが11時すぎ。走行距離は不明。ゼリー1個補給。ちょっと足らんかった。

4

機材スポーツ


 久しぶりに特に予定のない休日。上の子は幼稚園、ヨメと下の子はUSJ、そしてワタシはお山へGO!郷!郷!(パクリ)
 
 昨晩のうちにブロックタイヤへ履き替えた。このタイヤは去年の王滝でなかなかの走破性を見せてくれたお気に入りタイヤ。よく見ると山が随分減っているので来年の王滝はおんなじタイヤを新調するかな。でもチビてるとはいえぐいぐいトラクションがかかる。落ち葉でふかふかになったトレイルを走るのはサイコーに気持ちが良い。前日は雨だったのでドロンコ覚悟だったが、深く敷き詰められた落ち葉のお陰でそれほどでもない。落ち葉サンキュー。
 
 会社への通勤ルートをショートカットできるようなオフロードコースを探しに行ったけど結局見つからず。遊歩道ということもあり階段だらけ。シクロの練習にはもってこいかも。清滝登ってすぐやから近いし。
 
 自転車を降りて押しまくってて気付いたけど、そろそろMTB用のシューズを新調しないと滑り止めのギザギザがツルツルになっててグリップしない。何度もガケから落ちそうになった。サドルも穴が開いてきたし、相変わらずハンドルのグリップはくるくる回ってうっとおしい。サイズの少し大きいレーパンだとサドルにひっかかって乗り降りするのに危ないし、グローブも穴が開いてきたし、いろいろと買い揃えないといけないものが増えてきた。
 
 先日木馬の試乗会でフルサスのMTBに乗せてもらった。HTに慣れている身としてはアノ乗車感はいつも感動的だ。階段なんかサドルにどっかり座りっぱなしでもことんことんと降りていく!でもやっぱりね・・・・。登りのふわふわ感はしゃーないね。ワタシは上り坂での立ち漕ぎ時、体重でペダルを踏んだときに「ぐいん!」と進むアノ感覚が好きなので、今回のったフルサスはそれが残念ながらなかったなあ。ロックアウトもできるみたいやけど、それやったら始めっからフルサスなんていらんし。そのかわり下りは安定するやろうなあ。今よりもっとスピード出ると思うからちょっと怖いかも。HTでええかも。
 
 散々山の中をうろうろして、最後はダート工業で下山。帰り道をへろへろ走ってたら軽トラにのったMツ川さんに出会った。根っからのMTBerのMツ川さんに「ロードもええっすよ!ロード乗りましょうよ!」と言ってたのにMTBに乗ってるとこ見られた。ちょっと恥ずかしい(笑)。


 ↑かもめのジョナサン整列!