
スタート前。・・・アニキ、来年は一緒に走ろう是!
勝山ヒルクライムレースに行って来た。まっさん、かなもっちゃん、ペケドン、そして私のアタッカーズ4人で。クライマーを語っておきながらヒルクライムレースは初めてだったりするので、今日は様子見みたいな気分で参加。決してイイワケではない。
スタート準備中に、決戦用アイテムである“ブリーズライト”を装着。鼻孔を広げてくれるので鼻の通りが良くなり気持ちイイ。あまりにスカっとするのでみんなにも勧める。みんなの分も持って来ていたのだ。ところが意外にもみんなコレを装着するのは初めてのよう。「ホンマにええんか?」みたいな顔をしている。エエっちゅうねん!
スタートしたらイキナリまっさんが「おりゃ〜!!」と行ってダッシュした。しばらくは平地区間が続くのに、苦手な平地でそんなにトバすなんて、これもきっとブリーズライトのお陰だろう。鼻から入った酸素が身体中を駆け巡っているんだろうな。親心で見守ってやろう。さすがアタッカーズ隊長。
そんなまっさんに付いて行ってたら、かなもっちゃんとペケドンがはるか後方に。だけどそのうち追い付いて来るだろう。なんせ私があげたブリーズライトを鼻に貼っているのだから。
しばらく走ると斜度が増して来た。と言っても清滝後半ぐらいの斜度。もう既にヘロヘロになっているライバル達に、アタッカーズ隊長のダンシングを見せ付け、心を折る作戦。これが功を奏し、まっさんのアタックが決まった。私を置いてぐんぐんスピードを上げて行く。私は「役目は果たした是!」と満足感に浸る。
そんな斜度の続く区間を抜けると、さらに斜度が緩くなり、ほとんど平地みたいな区間が現れる。最近めっきり平地が得意になった私は、ここぞとばかりにギヤをアウターにかけアタック!私を風除けに使っていたどこぞのクライマーはさぞかし驚いたことだろう。
「なんでそんな脚が残っているんだ!?」と。
下ハンを握ったままガンガン走っていると前方にまっさん発見!4人程の集団の中で牽制し合っていて、ペースを上げられないでいるようだ。そこに私が割って入り集団をバラしてやった。これがまた功を奏し、まっさんは足の引っ張り合い集団から抜け出すことが出来たのだ。その後の激坂区間でまっさんの姿が見えなくなるが、悔しいことなど何も無い。隊長自ら、隊員が活躍する場をお膳立てしてやったのだ。隊長冥利に尽きる是!
まっさんをアシストしたことにより、残りの脚を失ってしまった私はゆっくりと上った。当初雨だと思われていた天気は、曇ってはいるがなんとかもちそう。すこし霞がかった山々を見ていると、久しぶりにヒルクライムの爽快感というか達成感というか、そういった忘れかけていたものを思い出した気がする。
そんな気分に浸っていると、なんとかなもっちゃんが追い付いて来た!きっとブリーズライトのお陰!リズム良くペダリングするかなもっちゃんを見届け、次はペケドンを待つことにする。
ペケドンを待っていたのだが、なかなか追い付いて来ない。多分後方でアツいバトルに興じているのだろう。順位が後方だからって落ち込むことはないさ。アタッカーズの一員として、いつ何時でもアタックをかけれるようになって頂きたい。クライマーでもない。スプリンターでもない。我々は“アタッカー”なのだ!
私も最後の平地区間で最後のチカラを振り絞り、みなぎりアタック!前を走るライバルをごぼう抜き!やっぱロードバイクはスピードだ是!!
そしてゴール!先にゴールしていたまっさんと、かなもっちゃんが待っていてくれた。程なくしてペケドンもゴール。最後の振り絞りアタックで随分モガいた様子である。結構結構。そうやって速くなっていくのだよ!
爽快な下山をし、早々に撤収。コナあにきに教えてもらった「グリル山田」へ。


すんごいボリュームのソースカツ丼。ていうか玉子とじ以外のカツ丼って初めて食べた気がする。うんまい是!コナあにき、ナイス情報ありがとう!