妄想に妄想を重ねる

 これ以上カラダの方は絞りきれそうにないと自分に言い聞かせて、今度は自転車の方をダイエットしようと密かに妄想中なのだけれども、いろんなサイトやネットオークションを見て値段を調べていると悲しくなってくる。8kg台は遠い道のり、7kg台など雲の上の出来事である。

 現実を突きつけられた。

 これはきっと、速さを金で買おうとしていたアマちゃんな私に、神様が与えた試練でありチャンスだと思う。これからのオフシーズンの間、高価な軽量パーツに目が眩んで、ぶくぶく太る自分に気づかない他人はほっといて、地道にトレーニングに励みなさい、という意味であろう。

 よし、今週中にでも、密かに隠し持っていた秘密のパーツをインストールして、地道にトレーニングに勤しみ、心臓にターボをボルトオンし、足にニトロを装着し、自分自身をフルモデルチェンジしよう。

 春リッツの最終コーナーをトップで立ち上がる自分の姿が目に浮かぶぜ。

嗚呼、沖縄。

 ツールド沖縄に参加された方々のブログに、レースレポートがアップされてきた。

 私は去年の本島一周ツーリングにしか参加したことがないけど、市民レースの方もなかなか面白そうである。

 去年行った時はレースの方には全く興味が湧かず、「ワンカンポすげーなー」ぐらいのものだった。せっかく沖縄に来ているのに競争なんかしんどいことはせずに、みんなで仲良く景色を見ながら走ろうよ。ってなカンジだった。

 ところがそんな楽しいはずのツーリングは、予想外に多かった強烈な坂と、足切り時間が迫るプレッシャーとの戦いだった。正直言って沖縄の景色なんてあまり覚えていない。海岸線なんか「淡路島か?」と思ったぐらいだし、山道なんかアスファルトしか見ていない。休憩所に用意されたサーターアンダギーとか黒糖が、「あっ、沖縄に来てたんやった」と思い出させてくれるありさま。

 そうや。沖縄はしんどいもんなんや。

 そう考えたら、ツーリングもレースも同じである。行くまでのワクワク、走行中のツラさ、ゴールでの喜び。それらはツーリングもレースも関係無く、あの日あの時に沖縄を自転車で走った者全員が感じるものなのだろう。

 次はいつになるかわからない。だけど今度はレースの方に参加してみたい。そして子供が自転車に乗れるようになったら、絶対沖縄を走らせてやりたい。

 自転車乗りにとって、沖縄は特別なんだと思う。

 ツールド沖縄に参加された皆さんお疲れ様でした。



 今から練習しとけばBEGINに入れてもらえるんちゃうか!?

問題は解決しましたか?

 アクセス解析したら、「レーパンのはき方」のキーワードで検索してヒットしている方がいた。

 レーパンはノーパンで履いてください。

 でも残念ながら、ノーパン喫茶はあってもレーパン喫茶はありません。

 もしあったら100パー行きます。

めんどくせー

 最近めんどくせー仕事が続いている。

 最悪なのが車上荒らし。助手席ドアガラスを割って車内に侵入し、ナビやらスピーカーやらをこれまた手荒に引きちぎるようにブン取るという、泥棒の部類では最低ランクの犯行である。配線を引きちぎって盗んでも、それ売りもんになるんか!?盗るんやったらキレイに盗らんかい。

 クルマのガラスって割れると粉々になるから、そんな粉々のガラスが車内のあちらこちらに飛び散るわけで。そんなガラスを丁寧に掃除機かけるのは我々の仕事なわけで。めんどくさいねんぞー。そこらに落ちてるやつだけならともかく、ドアパネルの中とかシートの下とか・・・。さらにエアコンの吹き出し口から入ってしもたガラスの破片を取ろうと思ったら、どこまでバラさなアカンと思ってるねん!ガラスの破片1個の為にインパネ外さなアカンねんぞー!アホー!ドアの開け方教えたるからオレとこ来い!その前に殴らせろコノヤロー!このバカドロボー!しねー!

 欲しいんやったら自分で稼がんかい!他人のモノ盗んで喜ぶなドアホ。そんな根性ではお前らの財布は一生冬じゃ。

冬ですな

 昨日の日曜日、木馬朝練の集合場所に行ったら、かなたにさんがニューバイクで来ていた。

 フルカーボンフレームでコンポもホイールもデュラエース。持ち上げてみるとめちゃくちゃ軽い!駐車場をぐるっと1周させてもらっただけなので詳しいことはわからないけど、コレで山を上ったらさぞかしラクだろうな、と思った。

 その後n原君がヤフオクで落札したというハデなカーボンディープリムホイールで登場。とにかく全域でラクになったそうだ。

 クルマやバイクの速さはお金で買えるが、自転車の速さはお金では買えない。自転車のそんなトコロが気に入っているのに、高価な新機材を投入し、さらに速さを手に入れようとしている羨ましいみなさんを見ていると、何だか泣けてくるというか、みなぎり度下がるというか、ヒガみたくもなってくるっちゅうハナシである。

 まあ、スネてばかりいても仕方がない。嫁にもらえる小遣いがこれ以上値上がりする気配がないので、何とかして増やす方法を考えなければならない。

 こうなったら実家に転がっているいつか使う日が来るだろうとしまっておいたキャブレターとかサスペンションとか、会社の倉庫に眠っているマフラーとかエアロとか売りまくったる!

 そんでその儲かったお金で「速さ」を買ったる!

 後で「今月生活費苦しいからちょっと貸してくれへん?」とか言うてもアカンぞー。嫁ー!

 来年の春リッツぐらいまでには理想の自転車になるようにがんばろう。

 財布には冬が来ませんように。

ごちそうさまでした

 木馬店長のご自宅で鍋をごちそうになりました。おいしかった!どうもごちそうさまでした。

 で、本好きの店長にまた本を借りました。『ローソクの科学』と『生徒諸君!』。

 読書好きとしては『ローソクの科学』にハマりたいところだったけど、少女漫画の『生徒諸君!』にハマってしまった。うーん、少女漫画もあなどれない。

 「少年漫画」って、少年の時にしか読めないものが多いけど、「少女漫画」は大人になってからも楽しめるような気がする。特に大人の男性がハマるのではないだろうか。

 私も男性のはしくれであるから、中学から高校の頃は少年漫画を読んでいた。ところが大人になってから、当時付き合っていた彼女にムリヤリ薦められて読んだのが『ホットロード』。有名な作品なので御存知の方も多いかと思う。一気に全巻読破し、感動のあまり涙してしまった。少女漫画で泣くなんて信じられなかったが、大人になってから読んだのがかえって良かったのかもしれない。

 『生徒諸君!』も泣けるというウワサ。まだまだ読み始めたばかりだけど、全巻揃っている「木馬図書館」にはしばらく通うことになりそうである。

星 新一

 高校時代に友人に勧められ、それ以来星新一のファンになってしまった。星新一のショートショートの作品は全て私の本棚にズラーっと並んでいる。

 今更エラソーに言うことでもないが、幸か不幸か私は記憶力が他の人より弱めなので、まあ1年か2年経てば読んだ本の内容なんてすっかり忘れることができる。したがって最近また星新一を読み返しているのだけど、初めて読むみたいに感動できるのだ。我ながら安上がりなヤツだなあ。

 星新一はホントにおススメである。特に私のように、本は好きなんだけどなかなか落ち着いて読む時間が取れなかったり、集中力が長く続かないタイプの人にはバッチリだと思う。たった数ページで完結するショートショートは、ちょっと時間が空いた時に、さっと読めるお手軽な本だと思う。

 息子を公園の砂場で遊ばせておいて、近くのベンチで星新一を読む。最近のマイブームである。しかもご近所の若奥様にその姿を見られれば、「あそこの旦那さんインテリだわ〜」とアピールできるに違いない。

 そんなことを妄想しながらでは、短い物語ですらアタマに入って来ないのではあるが。

今更ながら

 回転を上げるとお尻が前方へズレてくるので、サドルを少し低くしてみた。

 下げ過ぎかなと思ったが、違いを感じる為にはガバっといっといた方がええやろ、というワケのわからん理由で10mm。

 なんか自転車全体が小さくまとまった気がする。なんか安定感が増した。やはり少し下げ過ぎみたいで、足の出力のオイシイところを損失している感じがある。

 しかしエライもんで、お尻のズレはなくなった。回転もスムーズに上がる。今更ながら「へぇ〜」っとなる。5mm程上げてベストとなった。

 今までサドル高をいじることはなく、「これが自分にとってベストポジション」だと思っていたのに、乗っているうちにベストポジションって変わってくるのだろうか。

 現に5mm下げただけでこれだけ変わるのだ。筋力の増減なんかにもよるのだと思う。この場合、私の筋力は上がったのだろうか下がったのだろうか。気になるところである。

 「足が短くなった」のではないように祈りたい。

お風呂にて

 息子を風呂に入れる時、歌を歌ってやる。

 大抵、童謡とかポンキッキーズの曲とかやねんけど、今日はホーミーでいってみた。

「うぅぅ〜〜ぅいぃ〜〜〜〜う〜〜」

 号泣した。

 なんで??

キレイなローテがしてみたい

 昨日も走った木津川沿いの自転車道は、数人でローテーションの練習をするにはもってこいのコースだと思う。一人で走るには少々もったいないコースである。

 先日まっさん達と信楽方面に走りに行った時、とても速い3人グループがいた。20分ぐらい後ろに付かせてもらって観察させていただいた。
 ・3分から5分ぐらいで先頭交代をしながら走っている。
 ・先頭は引くことに専念、2番手が障害物などの注意喚起の合図を出している。
 ・3人の中にも少し実力の差があって、速い人は長く引いている。もっと細かく言うと、上りが得意な人は上りで、平地が得意な人は平地で、という感じ。

 そんなキレイなローテをしながらどんどんスピードが上がって行き、最終的には上り坂を30km/h以上で駆け上がり、ちょっとチカラを抜いた途端置いていかれたのだ。

 私もその真似をして先頭を譲ろうと左に寄ったら、後続もそれに合わせて左に寄った。前に出てもらおうとスピードを緩めたら全体のスピードが遅くなってしまった。私も誰かの後ろを走っていたら、同じことをしていたと思う。

 ツールのチームタイムトライアルなんかではもっと複雑で美しいローテを見せてくれる。横風が吹いたら斜めに連なったり、もっと早いタイミングで先頭交代したりして、そんなローテが自分も出来たらなあ、そんなローテの中に自分も入りたいなあ、とつくづく思う。

 みなぎり組のみなさん、ローテーションの練習しませんか?上手に出来るようになったらチームロードレースなんかにも出てみたいと思う今日この頃であります。