嫁のお父さんが立命館出身

 だからなんやねん、と言われそうなタイトル。

 春リッツの募集が始まったようである。私も先日のけいはんなのクリテリウムに出場して以来、「クリテ攻略」に闘志を燃やしている次第ではあるが、4月29日というと二人目出産の予定日が近い為に、今回の出場はキャンセルせざるを得ないようである。

 「女の子の名付け辞典」みたいな本を毎晩ウッキウキで読んでいる嫁に、「春リッツ出てもいい?」と聞くことは、今後の自転車ライフに多大な影響を及ぼす可能性がある為、ご理解頂きたい。

 でも一応は休みを取っておくので、嫁の体調が安定していれば応援ツアー、場合によってはDNSになる方の影武者として出場することも有り得るかもしれない。

 「春リッツには出場しません」と公表しておく。しかし念の為、コンディションは整えておく。

 うーん、なんかデキる奴みたい。イヒ。

バナナは初めてなの・・・

 あんまりアホなタイトルをつけて、ヘンなトラックバックがついてもイヤなので今日で終わりにする。

 さて、かねてから噂の「エクアドル産バナナ」を初めて食した。会社の近所のスーパーに弁当を買いに行ったら、フィリピン産の物と同じ値段で販売されていた。少し高いのかと思っていた。即購入。

 パッケージのステッカーには「田辺さんのエクアドル産バナナ」とある。てっきりエクアドル人が生産しているのかと思ったら違うようだ。おいしいバナナを作る為にわざわざエクアドルなんていうヘンピな所に行き、日本でヘラヘラとホビーレースに興じている我々にエネルギー源を提供してくれている。なんて素晴らしい人なんだろう。田辺さんって。

 味オンチの私にとって、フィリピン産もエクアドル産もよくわからないが、「エクアドルってドコにあるんやろ?」ぐらいは考えた。田辺さんのエクアドル産バナナを食べ、エクアドルのことを少しでも知ろうとした者がここにいる。それだけでも田辺さんの功績はデカイ。これで田辺さんも浮かばれることだろう。

 ・・・死んでないっちゅうねん。

イイワケがイイワケないのはわかっているが

 21日のけいはんなロードレースは私にとって初めてのクリテリウム形式の個人ロードレースだったとはいえ、アノ結果に満足するようではホビーレーサーとして失格である。

 応援に来てくださった皆様には本当に感謝している。レースが終わってどんどん更新される彼らのブログには、私が「ショボかった」部分には一切触れず、「興奮した」「楽しかった」「俺も頑張る」等の遠まわしコメントがアップされ、皆様の優しさをひしひしと感じている次第である。逆にそれがツラかったりするのだが。

 あまりのヘタレさと恥ずかしさに、ブログの更新をしばらくお休みしようと思ったぐらいだが、今後の私のさらなるレベルアップの為に、今回のレースの反省と対策を言い訳を交えながら記していきたいと思う。私の情けない姿をレース会場で目にされた方々は、「フッ」と鼻で笑って読み過ごして頂きたい。

 まずスタート位置。きっちりと把握していなかった為、「ここでええやろ」と落ち着いた場所は気が付いたら一番後ろだった。おかげでギリギリまで着ていようと思っていたジャンパーを脱ぐタイミングがおかしくなってしまいアタフタしてしまった。「アイツ緊張しとるな」と思われたに違いない。

 1周目。集団の中にいて走っていたら、とんでもない数値をスピードメーターが示していた。なんと60km/h!下りでしかこんなスピード出したことがない。おかげで少しビビってしまった。次のレースはメーターを外しておくことにする。

 2周目。「この辺なら安全やしなんかあってもすぐに対処できるやろ」と陣取った位置は集団後方の端っこ辺り。実はここが一番しんどかった。コーナーではインベタでしか曲がれないから必要以上に減速しないといけなかったし、そこからの加速はツライものがあった。

 2周目か3周目。落車発生!私のすぐ右前方でものすごい音と共に、数台の自転車が宙を舞っていた。皆さん高価な軽量自転車だから飛ぶ飛ぶ。良く確認は出来ないが、コーナーの立ち上がりでふらついたのが原因かもしれない。完全にキン○マが縮み上がってしまい、集団の中に入れないようになってしまった。

 4〜6周目。射程距離だと思っていた集団はなぜかジリジリと離れて行き、一人旅となってしまった。第一コーナーでまた落車があったようだ。「痛そうやなー」と思いつつ「しれ〜」っと通り過ぎる。単独であのコースを周回するのはかなりツライ。ムリしてでも集団の中にいるべきである。前方からパラパラとこぼれてくる電池切れの方々を風除けに使い、そして追い越すというバトルっぽいことをしてみるが・・・、虚しい。あまりにも静かなゴール地点を、とりあえず最後のあがきをして通過。・・・寂しい。

 今になって思う定番、「あの時もっとイケとった」。ホントにそう思う。「もうアカン」と思ったところから根性出してれば集団に付いて行けてた。「苦しい!死ぬ!」と思ったところからもっとモガいていても多分死ぬことなんて無い。

 実力とか才能とか、とりあえずそんなものは考えないことにして、「あと一発の根性」が有るか無いか、そこだと思う。勝つか負けるかは。

乙。

 淡路島一周に行って来た方々、広島西日本チャレンジで走った方々、風が強く気温も低い中、大変お疲れ様でした。

 私は仕事が終わってから、会社のウエスやワックスをいつものように無断使用してケルビム号をピカピカにしてやりました。後は家に帰ってから、まっさんに貰ったニュータイヤに交換してチェーンにオイルを差せば完成です。

 10速でも、ディープリムホイールでもありませんが、コレでけいはんなを爆走(?)したいと思います。私にはこの自転車しかありません。お願いだから私を落車に巻き込まないでください。そっとしておいてください。先に行きたい人はさっさと前に出てください。罵声とかヤメてください。

 ブログでのやりとりのみで、実際にお会いしたことのない方々に会うのがとても楽しみです。サドルの後ろにおしゃぶりをつけた赤いケルビムです。回転木馬ジャージか、プルトニウムジャンパーを着ていると思います。見かけたら声をかけてくださいね。とりあえず「エム君?」と声をかけてくだされば、元気だったら返事します。返事が無ければ人違いか、レースの成績が悪すぎてヘコんでると思ってください。

 嫁と子供に自転車の素晴らしさを教える為に、我が家での自転車の虐げられように一矢報いる為に、そして「感謝」の為に、精一杯頑張りたいと思います。

 ィヨロシクゥ〜!!

やっと走れた

 平日連休2日目、数々の予定を早く切り上げ、しょうもない予定は次に繰り越し、昼からの久しぶりの「晴れ」を利用して家庭から逃げるように走りに行った。ていうか「今日走らないつ走るねん」って感じ。

 自宅→阪奈道路山上→奈良公園→水間峠→柳生→笠置→木津川→けいはんなプラザ6周→東畑→高山町→自宅。全部で98.88km。自宅前で100km大台に乗せる為、前輪を手でクルクル回すがアホらしくてやめた。

 けいはんな3周目、上り坂でバテてしまい、だらだら上っていると聞き覚えのある声が。

 「オラー!上げろー!回せー!漕げー!」

 かっ、かなたにさん・・・。なんでこんなとこに・・・。

 その声に反応してしまい、ギヤを2つも重くして立ち漕ぎ。応援されたらヘンなチカラが湧いて来ることを発見。今日の収穫はデカイ。かなたにさんは彼女と2人でいつもの周回コースをサイクリングに来たそうな。タマタマ私を見かけて上りの頂上でスタンバッていてくれた。嬉しい限りである。

 なんだか久々にまとめて走ったので疲れた。頑張ったご褒美に498円のワインを買って来て一人で乾杯。また酒飲みに戻りそうな予感。

 とりあえず春リッツが終わるまでは真面目に練習しよう。

1歳半健診

 ウチの天才息子を1歳半健診に連れて行った。噂によるとこの健診では、言葉の数や物の認識テストが行われるということなので、数日前からクルマの絵本を使って「ショベルカー」「ブルドーザー」「パトカー」「消防車」「はしご消防車」「コンクリートミキサー車」を覚えさせ、完璧なまでの解答率を得ることに成功した。「ダンプカー」に一抹の不安を残すが。

 会場となる市の保険センターでは、1年半、手塩にかけて育てた我が子の自慢にやって来た親達でごった返している。まるで仔牛の品評会のようでもあり、滑稽な感じさえした。

 さていよいよ我が息子の番がやって来た。日頃の特訓の成果を試す時である。

 しかし、実際の診断テストは私が想像していたものでは全くなく、2センチ角ぐらいの積み木を4つ手渡され「これを積み上げて下さい」というものだった。こんな練習全くやっていない!明らかに「ヤマのはり間違い」である。ヨソの子がひょいひょいと積み上げて行くのに対して、我が天才息子は一つだけ積み上げ、それがキッチリと積み上がっていない出来映えに納得がいかないらしく、ピシッとなるまで小さな人さし指で必死に揃えていた。「几帳面なお子さんですね」と診断されてしまった。

 失意のまま次のテストへ。

 一枚の紙に「いぬ」「くつ」「くるま」「さかな」「ジュース」「でんしゃ」が描かれており、先生に「さかなはどれかな?」と聞かれて指を差せればオッケーというヤツだ。こんなテストも全くの想定外である。ところがアタフタしている私と嫁をよそに、息子は天才っぷりを如何なく発揮し、すいすいと答えていた。さすが!と思った矢先、「さかな」で躓いていた。その絵をみるとイヤにリアルに描かれた鯛である。息子は鯛なんかまるごと見たことなんて無い。いくら天才でもこれはムリやな・・・、と思ったその瞬間、横で見ていた嫁が、

 「この子切り身しか見たことないんです!」

と言った。ワケのわからんフォローである。嫁の必死の形相でのアピールが良かったのか悪かったのか、無事に「異常無し」にマルをつけてもらった。

 なんかほっとして周りを見渡すと、ウチの息子よりデキの悪い子がたくさんいる。「ジュース!」と言われて迷わず「くるま」を指差し、本気モードでお尻を叩かれている子もいたし、積み木をそこら中にぶちまけている子もいた。

 総評・・・1歳半ぐらいでは何も変わらない。みんな明るい未来を内に秘めた世界の宝である。

雨は休日に降る

 朝起きて、窓の外を見るとまだ降っていない。降らないうちにさっさと走りに行くぞ!

 「アンタちょっと宗ちゃんにゴハン食べさしたって」
 「アンタちょっと宗ちゃんのツメ切ったって」
 「アンタちょっとオムツ替えたって」
 「着替えさしたって」
 「顔にクリーム塗ったって」
 「お茶飲ましたって」
 「相手したって」

 そうこうしている間にもうすでに9時過ぎ。

 「ああ〜。パパ残念やな〜。雨降ってきたわ〜」

 お前完全に顔笑ろてるやんけ。

痩せた

 ここ最近、毎晩日課になっていた晩酌をしていない。

 INOさんが飲めないでいるのに私だけが飲んでいては申し訳無いからだ、と言えば私のポイントもアップするのだろうがそうではない。

 だた単に「酒を買い置きしておけ」と嫁に言わない(言えない?)からである。

 ついつい毎晩クセのようになっていた缶ビール2本を飲まずにいるだけで、1ヵ月で2kgも痩せた。自転車に換算すると約20万円分である(M調べ)。1ヵ月で20万円貯めて高級軽量パーツを購入するのは私の家庭では奇跡が起こらない限りほぼ不可能だが、体重は意外と簡単に20万円分もの軽量化が可能だった。

 この1ヵ月、全く飲んでいないわけではない。嫁の実家では酒が飲みたい放題(いつもお世話になってます)だし、「飲み練」にも参加したし、特に厳しく摂生してたわけではない。ただ毎晩一人でダラダラ飲むのをやめただけである。

 それだけで2kgも!なんて嬉しいんでしょう!この時期にベスト体重にあと一歩というところまで来た。今シーズンは好調な滑り出しである。

走ってないと不安

 最近自転車の調子が上がってきて、会社から阪奈道路山上までのタイムが徐々に縮まってきた。心拍はすっと上がって足はまだ残ってるって感じ。登っていて気持ちが良い。一定のケイデンスで回しているとそれがリズムになって、一つ二つギヤを重くしてもそのリズムでスピードが乗ってくる。

 だけど昨日今日と、会社自宅付近では雪が降ったり止んだり。気温もかなり低く路面はいつもウェット。今日はなんとか乗ったけど、ブランク1日だけでタイムが落ちた。足も自転車も重い。

 ええ感じで来てたのに。

 今度の16日(木)と17日(金)は連休である(相変わらず変な連休で使い道があまり無い)。21日のレースに合わせて最終調整で100km程走りたいが、どうも天気が怪しい。子供の健診とか嫁の健診とかコンタクト買いに行ったりとか散髪したりとか、他の用事も多い。

 レースが近いのに・・・。せめて恥かかないように練習したいなあ。