想像以上ですわ

 子供2人を育てるということは、想像以上にタイヘンである。こころが産まれてまだ10日足らずだけど、もうすでにくじけそうだ。

 こころの世話よりも宗一郎の世話の方が大変だ。なんでも「マネ」したがる時期なので、ダッコしたがる、ヨシヨシしたがる、お風呂に入れたがる、オムツ替えたがる・・・。

 私が思うに、絶対双子の方がラクである。服や布団やベビーカーやチャイルドシートがいっぺんに2ついるだけだ。それぐらいなんとかなる。

 お前ら〜。パパとママはめっさ頑張ってんねんぞー。オトナになったら恩返しせーよー!


 あっ。オレ、母の日なんもしてないわ・・・。

LIVE!

 服部緑地で行われたKATくんのバンド『Lifsrasir(リーヴスラシル)』のライブに行って来た。INOさんも誘ったのだけど、「KATくんのカッコイイところは見たくねー!」と言うことだったので一人で行って来た。

 1500人ほど入ると思われる野外音楽堂は、Lifsrasirの演奏が始まると超満員!あちらこちらから黄色い声援が飛び交い、いつもパンク修理ばかりしているサエナイKATくんのイメージは全く無し。「これがアマチュアバンドかっ!?」というぐらいの完成度とパフォーマンス。

 KATくんは客席にいる私を見つけ、ステージから演奏中にも関わらず手を振ってくれた。それを目ざとく発見したKATくんファンに「KAT様とどんな関係なんですか!?」と詰め寄られる始末。

 演奏が終了してもアンコールは鳴り止まず、その後に控える他のバンドはイイ迷惑だったに違いない。一言二言、挨拶でも交わそうかなと思って舞台袖でKATくんを待っていたが、ファンの女の子にモミクチャにされ、なかなか私のいるところまで辿り着けない。なんとか私に向かって「来てくれてありがとう」とゼスチャーをしただけで精一杯。

 正直こんなに人気があるとは思わなかった!私もLifsrasirのファンになってしまった。またライブのある時は教えてくれぃ。必ず行くぜ!!


 『M君の日記(仮名)』を公開して以来、「ウソは書かない」と肝に銘じて続けてきましたが、今回の記事に関しては一部「ウソ」「イツワリ」「オオゲサ」があったことをお詫びします。

マイTシャツ

 回転木馬で「NewTシャツデザイン会議」なるモノが開催されたようである。皆さんそれぞれのデザイン画を持ち寄って楽しく時間を過ごされたようだ。私がその会議に呼ばれなかったのは、2人目が生まれたばかりで忙しいだろうとお気遣い頂いたのか、それとも私のデザイン能力が小学校低学年並ということを見抜かれたのか。前者だと信じたい。

 回転木馬に張り出されているという仮決定のデザイン画を私はまだ見ていないのでなんとも言えないが、デザインされた方々の面子を見るとなかなか素晴らしい物であることは容易に想像がつく。私のことだからそれらを見たら「オレも作りたい!」なんて言い出すのだろう。イヤ、もうそんな気でいる。

 39X18でお馴染みのローラー男さんデザインの「男気Tシャツ」は私のお気に入りTシャツの一枚である。なんせファッションには少々ウルサイ嫁が「そのTシャツめっちゃカワイイやん」と言ったのである。出来ることならそんなカワイイTシャツを自分の手で作ってみたいものである。「カワイイ」の定義がイマイチよくわかっていませんが。

 昔オートバイでブイブイいわしてた頃、所謂「走り屋」をやっていた頃、仲間と共同でチームのTシャツを作ったことがある。ハタから見ればしょうもないTシャツだったかもしれないけれど、何故か異様にテンションが上がり、今まで出来なかった右のヒザ擦りがあっさり出来てしまった。脳みそで手足を動かすタイプではなく、テンションで動かすタイプだった。

 モチベーションを上げる為に、オリジナルTシャツはかなりいいかもしれない。私も「M君Tシャツ」とか「清滝Tシャツ」とか作ってみようかな。誰か着てくれるかな。

おにいちゃん

 昨晩は子供を9時に寝かし付けて大阪城にでも走りに行こうかなと思っていたのだけど、そんな日に限ってなかなか寝付いてくれない。

 いつもはダッコして町内を2周程すれば寝入ってしまう。しかし昨日はいつまでたっても寝ない。眠たいのだろうけど必死にこらえて、クルマが通るたびに「ぶーぶー!」、犬が鳴くたびに「わんわん!」とか言っている。

 どうも2人目が生まれてから宗一郎の様子がおかしい。おかしいというか何かが変わった。

 嫁(つまりママね)と離れて寝泊りしているので、宗一郎がいつ何時「まま〜〜!」と言って泣き止まない時が来るかわからなくて少々ヒヤヒヤしている。だから極力「ママ」とか「赤ちゃん」とかのホームシックキーワードを口に出さないようにしている。

 それが功を奏しているのか、今のところとてもイイ子にしていて安心しているのだけど、宗一郎がイイ子にしているのはどうやら我々の努力の結果ではなく、宗一郎本人の努力のようである。彼なりに「おにいちゃん」としての自覚が生まれ、なんとか私や嫁やオカンを困らせないように頑張っているのではないだろうか。

 昨日はそのストレスが「眠たいけどもっと遊びたい」になってしまったのだと思う。いつもは9時には寝るのに昨日は10時を過ぎても外に出たがり、どこからともなく聞こえてくる救急車のサイレンに耳をすまし、「ぷーぱーぷーぱーや!」なんて言っていた。

 「おにいちゃん」になる日。それはつまり、こころが生まれた日でもあるのだけど、でもまあ「おにいちゃん」はもう少し先でええよ。

 そんなことを考えながら歩いているといつの間にか私の右肩で眠っていた。11時を過ぎていたので大阪城はヤメにした。

モチベーションを上げよう

 ここ最近バタバタしていたこともあって自転車に乗っていない。せっかくディープリムホイールも手に入れたし、スネ毛も剃ったことだから100km程をまとめて走りたいのだけどそうもいかない。それでもなんとか先日、実家から会社までの自転車通勤をした。片道25km。途中清滝峠有り。約1時間ちょっとの長い道のりである。

 しかしホントに体力が落ちた。清滝なんかでも昔はもっとヒラリヒラリと上っていた気がする。最近は何度計ってもベストの約2分遅れで、今シーズンの目標であるベスト更新ができるのか心配になってきた。

 確かにホイールの効果は素晴らしい。明らかに転がり抵抗が軽減されているし、特に平地や下りではまるでスケートリンクを走っているかのように路面が滑らかに感じられる。

 その他にも高級高性能(?)パーツをチョコチョコと買い足している。つまり自転車の性能は当時に比べて確実に良くなっているわけで、そのバイクに乗ってタイムを更新できないということは、全盛期と現在のタイム差、さらにプラスアルファ遅くなっているわけである。

 計るたびにタイムを更新していた頃は、自転車に乗ることが楽しくて楽しくて、何を置いてでもまずは自転車に乗る時間を捻出したものである。以前の自分と現在の自分の違いは、体力でも自転車でも無い。単純にモチベーションの違いである。

 カーボンホイールや楕円ギヤや軽量フレームなど、常にモチベーションが高く、毎日昨日の自分を追い越しているような人にはその効果を存分に発揮できるのだと思う。我々のようなホビーライダーには高価なパーツは単なる物欲を満たすためであって、タイムを更新するためにはもっと違うものにお金と時間を使わないといけない。

 モチベーションを上げよう。それが速くなるための一番の方法だと思う。

 今日は雨が上がるみたいだから、夜の大阪城でも走るか。

命名『こころ』

 娘の名前はひらがなで『こころ』に決定しました。

 嫁が考えました。ご意見ご感想は嫁までお願いします。

 私は最後まで『セナ』で行こうと押してました。『宗一郎』ときたら『セナ』しかないやろ。それがホンダに従事する者のあるべき姿やろ、などど語りましたが「事故で死にそう」という理由から却下されました。

 「こころの優しい女性になってくれたら」という願いを込めた名前です。

トイレ

 嫁が産前産後の入院中のため宗一郎は私の実家に預けている。もう数日が経つが、「まま〜」なんて言って泣き出したり言うことを聞かずにゴネる、ということも無いようなのでとりあえずは安心している。

 オカンに宗一郎を任せっきりというのもアレなので、私も毎日実家まで帰りそして実家から通勤しているわけで、私も実家暮らしがここ数日続いている。

 昨日仕事から帰って実家のトイレに入ったら、写真のようなバケツのようなゴミバコのようなものが逆さまに置いてあった。「コレなんやねん」とオカンに聞くと、オカンは少し頬を赤らめこう言った。

「アタシがトイレに入ってる間、宗ちゃんがトイレのドアを叩いて『ばあば、ばあば』って言って泣くからここに座らせてるねん(照)」

 なんとウチのオカンは自分の放尿シーンを宗一郎に見せているのである!!しかも和式やで。リアルなアングルやんけ。

 出産シーンを見ても意外と冷静だったのは免疫が出来てたから・・・?

 イヤ、これ以上は考えるまい。

 「とにかくそのイス片付けろ!」

カウントダウン

 昔誰かに「一生の内に打つ心拍の数は決まっている」ってのを聞いたことがある。その人が言うには、スポーツ選手など激しい運動をよくする人は、心拍数が普通の人よりも上がることが多いので寿命が短いらしい。長生きするためにはスポーツなどは避けて、ゆっくりのんびり最低限の活動だけをしてひっそりと暮らすことが一番だそうだ。まあ人里離れた田舎に高齢な方が多いことを考えるとあながち間違ってはいないと思う。

 自転車に乗って適度な運動をしている私たちが、何もしていない一般人よりも寿命が短いなんてなんだか納得いかないが、レースや清滝アタックなんかをして最大心拍数に達する機会が多いと、やはり心臓には良くないのだろうか。クルマのエンジンだって、しょっちゅうレッドゾーンまでブン回すエンジンの寿命はそんなに長くはない。

 人間が一生の内にカウントする心拍数なんて計算する気にもなれないが、もしも数が決まっているとするならば、人は生まれた瞬間から(厳密に言えば胎児の状態から)、死へのカウントダウンをしているということになる。

 そのカウントを早く終わらせてしまうか、大事に長く使うかは人それぞれの生き方なので「どうぞご自由に」としか言いようがない。だけど、この夏で2歳になる息子と、先日生まれたばかりの娘、それから世界中の子供たちのカウントが、戦争とか、殺人とか、事故とか、病気とかで無理矢理終わらされることの無いように、心から願う。

うまれた

 3070gの元気な女の子です。

 夜中(明け方?)の4時30分頃に無事産まれました。私と宗一郎と嫁のお母さんの見守る中、非常に安産でスムーズに出てきてくれました。

 大抵の子供は出産に立ち会わせると怖くて泣いたりするらしいのですが、宗一郎は出産の一部始終をじっと口を真一文字に結んで凝視していました。出てきた瞬間はさすがに一歩後ずさりしていましたが、その姿がとてもかわいらしくて嫁よりも宗一郎ばかりを見ていました。

 まあとにかく無事に産まれて来てくれて安心しました。名前はこれから考えます。


PS・・・日本海のサエキから「酔っ払ってるね〜ん。楽しいでー。今からおいでーやー。ギャハハハハーー!!」という電話の後に、嫁から「破水した」と電話がありました。大切な家族の思い出の1ページにムリヤリ割り込んで来ました。ヤツは。