モチベーションを上げよう

 ここ最近バタバタしていたこともあって自転車に乗っていない。せっかくディープリムホイールも手に入れたし、スネ毛も剃ったことだから100km程をまとめて走りたいのだけどそうもいかない。それでもなんとか先日、実家から会社までの自転車通勤をした。片道25km。途中清滝峠有り。約1時間ちょっとの長い道のりである。

 しかしホントに体力が落ちた。清滝なんかでも昔はもっとヒラリヒラリと上っていた気がする。最近は何度計ってもベストの約2分遅れで、今シーズンの目標であるベスト更新ができるのか心配になってきた。

 確かにホイールの効果は素晴らしい。明らかに転がり抵抗が軽減されているし、特に平地や下りではまるでスケートリンクを走っているかのように路面が滑らかに感じられる。

 その他にも高級高性能(?)パーツをチョコチョコと買い足している。つまり自転車の性能は当時に比べて確実に良くなっているわけで、そのバイクに乗ってタイムを更新できないということは、全盛期と現在のタイム差、さらにプラスアルファ遅くなっているわけである。

 計るたびにタイムを更新していた頃は、自転車に乗ることが楽しくて楽しくて、何を置いてでもまずは自転車に乗る時間を捻出したものである。以前の自分と現在の自分の違いは、体力でも自転車でも無い。単純にモチベーションの違いである。

 カーボンホイールや楕円ギヤや軽量フレームなど、常にモチベーションが高く、毎日昨日の自分を追い越しているような人にはその効果を存分に発揮できるのだと思う。我々のようなホビーライダーには高価なパーツは単なる物欲を満たすためであって、タイムを更新するためにはもっと違うものにお金と時間を使わないといけない。

 モチベーションを上げよう。それが速くなるための一番の方法だと思う。

 今日は雨が上がるみたいだから、夜の大阪城でも走るか。