がんばれ高校球児

 今日は仕事が終わってから用事があったので、少しでも早く帰宅する為にクルマ通勤。したがって「今日のアタック」は無し。

 いつも自転車で上っている坂道を今日はクルマでスイスイ上っていたら、例の大阪桐蔭野球部の高校生が自転車を押していた。最近見かけなくなっていたので、もしかしたら野球部を辞めてしまったのか、原チャリの免許でも取ったのかなと思っていたので少し安心した。どうやら自転車を押して上る時間を見越して15分程早く家を出るようにしたのだろう。しかし押して上っているとはナサケナイ。ついこの間までは頑張って上り切っていたではないか。

 よし、私も明日から15分早く起きて時間を合わせよう。抜き去り様の私の背中を見て「押すより乗った方がラク」をわかってもらえればサイコーだ。頑張って坂を上って、野球部のレギュラーになって、甲子園に出て、高校を卒業したらいつでも来い。「清滝アタッカーズ」はいつまでも君の入部を待ってるぜ。


 清滝アタッカーズ活動報告

 今日の新メンバー・・・manさん

時間

 時間と体力だけは掃いて捨てるほどあった若かりし頃、中型免許とNSRをほとんど同時に手に入れた私は、もうホントにいろんな所へ走りに行ったものだ。道路とガソリンが続く限り、行けない所は無いというような「無敵感」が私のカラダを支配したのをよく憶えている。

 時間と体力が規制されるようになってきた今日この頃、あの頃感じた「無敵感」は無くなってしまい、いつの間にか帰り道のことを気にしたり、天気のことを気にしたり、時間のことを気にしたりしている悲しい自分がいる。

 まあ「悲しい」と書いてはしまったけれど、それは逆に言えばありがたいことかもしれない。今この歳になって時間や体力が有り余っていてもおかしなハナシで、自分とそして自分の周りの環境が年相応に変化していってくれているわけだ。モンキーズだのアタッカーズだの言って遊んでいられるのも、家族や友達や健康のおかげだったりする。

 ストレスでしかなかった時間や体力の規制も、そう考えることができるようになって随分ラクになった。他の人がいろんな所へ土日を利用して走りに行ってたりしても、「ええな〜」とは思うけど「くそ〜」とは思わなくなった。

 そんな考え方になってくると不思議なもので、最近自転車に乗っていると昔感じた「無敵感」が蘇ってくる感じがする。「いつまでも」「どこまでも」とはいかないけれど、「なんか自分の好きなことやらせてもらって楽しいな〜」「こんな楽しいことやってるの半径1km以内ではオレぐらいのもんやろな〜」みたいな感覚。それは私と同世代の自転車仲間にもきっと同じような気持ちを感じたことのある人は多いと思うし、そして私より先輩の自転車乗りの方々はきっとそんな気持ちを感じながら自転車を楽しんでこられたことだろうと思う。

 プロを目指しているわけではない。レースに勝つ為でもない。ただ、仲間とワイワイやりながら、永く自転車に乗り続けたい。それだけ。


 清滝アタッカーズ 活動報告
 今日のアタック・・・阪奈道路下り
 バトル相手・・・日野レンジャー4t冷凍車
 勝敗・・・負け
 バトルポイント・・・0ポイント
 一言感想・・・65km/hまで引いてもらったけど恐くてヤメた。
 今日の新メンバー・・・Y中さん

清滝アタッカーズ 活動予定

 今日のアタック・・・Tシャツくん購入計画打ち明け
 バトル相手・・・嫁
 勝敗・・・すでに負けモード
 バトルポイント・・・未定
 一言感想・・・コルナゴがさらに遠くなる予感

 Tシャツくん手に入れたら作りまくるんでィヨロシク!

シンデレラアタック

 今まで数え切れないほど清滝峠をアタックしたけれど、アタック中に日付が変わったのは今回が初めてだった。真っ暗闇の中で、自分の呼吸音とディープリムホイールの走行音しか聞こえない清滝はなかなかオツだった。

 昨晩は箕面ビールのお店で定例箕面モンキーズ会議&清滝アタッカーズ発足記念パーティー。不満タラタラの嫁に後ろ髪引かれながら玄関を出てきた。どの家庭も生まれたてのコドモがいるところは夜に外出するのが難しいようで、まっさんなんかは玄関を出た瞬間に内側からチェーンをかけられる音を聞いたそうだが、無事家に入れてもらえたのだろうか。

 私は清滝越え帰宅と翌日仕事ということだったので、1次会でさっさと帰らせてもらったけれど、残るメンバーは朝帰りになった人もいるようで、箕面モンキーズは益々「自転車に乗らない自転車チーム」の色が濃くなってきた。我が「清滝アタッカーズ」の敵ではない。

 
『清滝アタッカーズ名簿』
 ・私
 ・まっさん
 ・かなたにさん
 ・n原くん
 ・叶もっちゃん
 ・ONさん
 ・Hさん

 勝手に入部させました。事後承諾でお願い。Tシャツ作るので以上のメンバーは無条件で2枚買って頂きます(洗い換えのため)。もちろん入部希望者大歓迎。「箕面モンキーズ」との掛け持ちは禁止です(笑)。


 今日のアタック・・・飲み会帰り道清滝峠
 バトル相手・・・自分
 勝敗・・・かろうじて勝ち
 バトルポイント・・・20ポイント
 一言感想・・・酔っ払いアタックは危険

 活動報告終わり。

明日できることは、今日しない。

 どっかの誰かさんのブログのサブタイトルみたいだけど、これは人間の根底に息づく、もうどうしようもない本能みたいなものだと思う。

 「イヤ、オレはなんでも今日の内にやっておくタイプや」と言う人ももちろんいるだろうし、そんな人を否定するつもりは全くないけど、もし仮にこの世の中がそんな人達ばっかりだったら、「月末」とか「年度末」とか「年末」というような所謂「締め切り前」が忙しくなるわけが無いのである。

 なんでいつもヒマなのに、月末だけ忙しいの!?ウチの店に来るお客さんに言いたい。

 「月末にクルマ持って来るより、月半ばに持って来た方が丁寧な作業してもらえるよ」

 イヤぶっちゃけホンマやで〜(笑)。

素晴らしき庶民の子

 嫁が下の子に付きっきりになってしまって、宗一郎を外で遊ばせる時間がなかなか取れないので、仕事が早く終わって帰宅出来た日には、私が宗一郎を連れて外で遊ぶ。これぐらいの季節になって来ると陽が長くなるので19時頃まで遊んだとしても30分はまとまった時間が取れる。

 今日も自転車で帰宅して、汗も引かない内から宗一郎を外に連れ出し遊ばせていたら、同じハイツに住むご家族が外食にでも行っていたのかクルマで帰宅された。

 その家族には子供が2人おり、1年生の男の子と幼稚園の女の子で、宗一郎といつも仲良く遊んでくれるとてもかわいい兄妹である。その2人はまだ車庫入れの終わっていないクルマの窓から「あっ!そういちろうくんのパパや!」「そういちろうくんもおるで!」と言って、クルマから降りると早速一緒に遊んでくれた。

 宗一郎もこころが生まれてから、なんだかお兄ちゃんらしくなったなあと思っていたのだけど、小学1年生と幼稚園年中組の2人の運動能力や言葉の数なんかと比べると、「やっぱりまだまだアカンボウやなあ」と再認識させられる。

 妹のひなたちゃんが言った。

 「あんな〜、今日な〜、パパの誕生日やってん。だからな〜、くら寿司行ってな〜、パパにウマイもん食べさしたってん」

 横で聞いていたお母さん赤面。私は笑いをこらえるのに必死。

 お兄ちゃんのたけとくんがすかさずフォロー。

 「『食べさした』ちゃうやろ。『食べさしてもらった』やんか。くら寿司なんかなかなか食べられへんねんで。ええか、ひなた。寿司は高いんや」

 横で聞いていたお母さんさらに赤面。私はついに声を出して笑ってしまった。

 イイゾイイゾ!庶民の子!日本の未来はお前達にかかっているんだ!「お父さんが社長さん」とか「おじいちゃんが議員さん」とか、そんなんやなくてええんや!

 頑張れ!庶民の子!大きくなれ!庶民の子!!

 なんか嬉しくなって、真っ暗になるまで遊んでいた。

帰って来たヨメコドモ

 ヨメ1人コドモ2人が帰って来た。

 日常が帰って来た代わりに自由が去って行った。

 夜中の3時に下の子の泣き声でびっくりして起きた上の子。2人揃って泣いてるのを無視してたら嫁が「ちょっとパパ宗一郎の方みたってーや!」

 その時ハッキリと「自由」が玄関を開けて出て行く音を聞いた。

 ヤツはサヨナラも言わずに出て行った。

得したような損したような

 昨晩は自宅に泊まったのだけど、実家に泊まってそこから出勤する時間に合わせたケータイの目覚ましを元に戻すのを忘れていたため、1時間も早く起こされてしまった。

 そこで気付けばよかったのだけど、今朝は何故か全く気付かずそのまま出社してしまった。やけに今日は道路が空いてるなー、と思った。仕事が始まるまでまだ1時間以上ある。

 このような、ふと暇になった時間を貯金できたらいいなと妄想する。

 私がもし有能なビジネスマンだったらこの1時間で何百万円(もしかしたらそれ以上)をも稼ぎ出せるかもしれないし、ミュージシャンだったらヒット曲を生み出せるかもしれない。画家だったら書きかけの大作の完成を少し早めることもできるだろうし、もしプレイボーイだったら女性を満足させるには十分な時間だったりするかもしれない。

 だけど私の実態は超庶民なので、こうやってブログを更新するだけである。

感動しやすいお年頃

 コルナゴ貯金の為に始めたヤフオクで少々デカイ物が売れた。自宅で梱包するわけにもいかず、かと言って会社で梱包するのも気が引けるし、ということで近所にあるヤマト運輸にクルマで直接持ち込み、そこの駐車場を借りて梱包することにした。

 私は今回初めて直接配送センターに持ち込んだのだけど、ドライバーの皆さんは元気良く挨拶してくれるし、受付の女の子はテキパキとしている。もっと殺風景で、いかにも「トラックの運ちゃん」的人間ばかりかなと思っていた。決して美人ではない女子従業員であっても、そんなテキパキとした接客態度とか、「わざわざ梱包して頂いてありがとうございます」なんて言葉だけで、恋のストライクゾーンに入ってしまうのだから不思議である。

 私も接客業をしているので、いろんなお店に行って自分が客の立場となった時に、「この接客は良いな〜」とか「そんな言い方ではアカンやろ。マネせんとこ」なんて考えてしまうのがクセになっている。

 ところが最近はどのお店もマニュアル通りの接客で、大きな不満を与えられることは無いけど、反対に大きな感動も無い。コンビニで弁当を買っても「こちらのレジどうぞ」「温めますか」「ありがとうございました」以外の言葉を聞かない。別にそれで不満というわけではないけど、感動が無い。この歳になったら感動が欲しいのである。人と人とがふれ会う感動が欲しいのだ。

 私は今日、ヤマト運輸で感動してしまった。こんな感動、普通の人なら気が付かないことなのかも知れないけれど、私は必要以上に感動してしまった。

 「次もまたヤマト運輸で」

 そんな気にもなるっちゅうねん。