コルナゴ貯金の為に始めたヤフオクで少々デカイ物が売れた。自宅で梱包するわけにもいかず、かと言って会社で梱包するのも気が引けるし、ということで近所にあるヤマト運輸にクルマで直接持ち込み、そこの駐車場を借りて梱包することにした。
私は今回初めて直接配送センターに持ち込んだのだけど、ドライバーの皆さんは元気良く挨拶してくれるし、受付の女の子はテキパキとしている。もっと殺風景で、いかにも「トラックの運ちゃん」的人間ばかりかなと思っていた。決して美人ではない女子従業員であっても、そんなテキパキとした接客態度とか、「わざわざ梱包して頂いてありがとうございます」なんて言葉だけで、恋のストライクゾーンに入ってしまうのだから不思議である。
私も接客業をしているので、いろんなお店に行って自分が客の立場となった時に、「この接客は良いな〜」とか「そんな言い方ではアカンやろ。マネせんとこ」なんて考えてしまうのがクセになっている。
ところが最近はどのお店もマニュアル通りの接客で、大きな不満を与えられることは無いけど、反対に大きな感動も無い。コンビニで弁当を買っても「こちらのレジどうぞ」「温めますか」「ありがとうございました」以外の言葉を聞かない。別にそれで不満というわけではないけど、感動が無い。この歳になったら感動が欲しいのである。人と人とがふれ会う感動が欲しいのだ。
私は今日、ヤマト運輸で感動してしまった。こんな感動、普通の人なら気が付かないことなのかも知れないけれど、私は必要以上に感動してしまった。
「次もまたヤマト運輸で」
そんな気にもなるっちゅうねん。