ヘンな夢を見たせいで4時過ぎに目が覚めて、それから眠れなくなってしまったので、「午前中100kmラン」のスタート時間を早くして、暗い内から出かけようとした。
着替えを取りに嫁と子供が寝静まっている寝室にそーっと入ると、なんと、息子がぱっちりと目を開けて私を見ているではないか!
普段なら目が覚めたらグズグズ言うか、機嫌の良い時は「ぶーぶー!」とか言うのに、今日は黙って目だけを開け、私の心の奥の奥まで見透かしているような表情で布団に座っている。
今朝見た夢のこともあって、私はものすごく恐くなり、出かけるのをやめた。息子を私の布団の中に招き入れ、背中をとんとんしてやるとすぐに寝付いた。私もそのまま眠ってしまった。
8時頃に起きて、いろいろと用事を済ませると14時。今からでは130kmも走る時間がない。それでも半分意地になって60kmコースを走りに行った。
風がキツくて終止向かい風。ドロップハンドルの下を長く握っていると手が痺れてくるので、ハンドルの上にヒジを置き、シフトワイヤーを持ってなんちゃってDHスタイル。こうすると風の抵抗が軽減されて2〜3km/hは上がる。風の抵抗ってエライもんである。本気でDHバーが欲しくなった。
調子は良かったので風邪には勝ったようだが、風には勝てなかった。