回転木馬大忘年会があった。
私は実家に泊まり、しかも次の日も休みをとっていたので、その後のことを気にせず飲んだり食べたりハメを外したりできるのだが、イノウエさんのように終わってから自転車で箕面まで帰らないといけない人は大変だ。
私も木馬から離れた所に住んではいるが、実家が近くにあるので、今回のようなイベントがある時には迷わず実家を利用する。12月などは忘年会シーズンなので自宅で寝る日と実家で寝る日が半々ぐらいになったりすることもある。
こんな時、仕事と趣味の拠点は自宅に近い方がいいなと、つくづく思うのである。
私は来年の9月から実家の近所に住むことになる。だから木馬イベントや友達と遊んだりで少々帰宅が遅くなっても困ることはない(嫁の機嫌が悪くなるのは困るが)。しかし会社が今よりはるかに遠くなるので通勤が大変になる。
家という不動産(文字通り動かないもの)を買う時、ここが非常に悩み所となった。「遊び」を取るか「仕事」を取るか。私は悩んだ末(ええ、悩みましたよ)「遊び」を取った。「家をどこにするか」という人生で最大とも言える決定に、「遊び」という不確定なものを優先し、「仕事」という男にとって最も大切なことを2番目に持って来てしまった。
まあ、明日の未来のことも予想できないのに、これから先(少なくとも30年)の未来を先見することなんて到底無理である。だからこんなものはある意味「賭け」と同じだと思う。どうせ賭けるなら楽しいものの方に賭けた方が良い。
私の人生最大の賭けが「吉」と出るか「凶」と出るか。それはみなさんが私と末永く友達関係を続けてくれるかどうかにかかっていると言っても過言ではない。です。