昨日の仕事が終わったぐらいからますます体調が悪化し、帰宅する頃には発熱していたので、コドモの面倒は全てヨメに任せて、風邪薬とバファリンとアミノバイタルプロを飲んで8時に就寝。おかげで今朝は随分良くなったが、大事を見てクルマ出勤。
窓を開けると空気が冷たく澄んでいて、空が高くて朝日が眩しい。いつもよりスピードを落として走った。
『きっと他の人は今頃いろんなところで練習に励んでいるというのに、こんないい天気の日に風邪で体調を崩して自転車に乗れず自分だけ取り残された感・・・』
こういう気分に陥ることは幾度とある。だけどいつからこんな「自分だけ遅くなっていく恐怖」を感じるようになったのだろう。プロでもないのにそんなことに気を揉むなんて勘違いも甚だしいとは思うのだけど。
仲の良い友達が今年の年末から大きな病気にかかってしまって長期の入院治療を続けていたのだけど、そういう姿を目の当たりにして思ったのは、「自分ならどうだったろうか」ということ。
もし自分が同じ病気にかかって、自転車はもちろん全ての活動を休止させて治療に専念しないといけない状況になったときに、体力的にはともかく精神的に病気に打ち勝つハートを持ち続けることが出来るだろうか。多分出来ないのではないだろうか。風邪をひいただけでもヘコむのに。
今では彼の病気もすっかり良くなって、まるで治療中のブランクを埋めるかのごとく、その期間のストレスを発散させるかのごとく、いろんなトレーニングに励んでおられる。そしてその結果、当然のようにメキメキと全盛の頃に近付いている。
病気にならないことは幸せなことではあるけれど、病気を克服したときに以前より強くなれるのなら病気もいいかな〜なんて、全くもって不謹慎なことを思ったりする自分に嫌気がさす。
なんか弱気なことを書いてしまったけど、いつもより空が広く感じる日にはそんなことも思ったりするわけさ。