雨であることをいいことに自転車にも乗らず、ヒマであることをいいことに仕事もせず、毎日Google Earthで世界旅行を楽しんでいるわけだけども、そろそろ飽きてきた。改めて自分の飽き性には感心する。
しかし今回このマイブームにより、私は世界の地理に随分詳しくなった。もちろん空港に降り立って何も見ないでいきなりピラミッドまで行けるかというとそうでもないけど、それがエジプトのどの辺りにあるか、とか中学生の地理で習うようなことぐらいはわかるようになった(もともとどんな低レベルやねん)。
こんなに勉強の役に立つソフトが簡単に手に入れられるなんて今の子供はええなあと思ってしまう。もし私が小学生ぐらいの頃にこのソフトを手に入れたとしたら、きっとその後の人生に何かしらの影響はあったんじゃないかと —当時勉強など全くしなかったことを棚に上げて— 本気で妄想する。
今の子供たちは私たちの頃よりも遥かにたくさんの可能性を持っていると思う。興味を持つ分野であったり、手軽に挑戦できることの選択肢であったり、不思議に思ったことを調べるツールであったり、ありとあらゆる「それはムリやで」と思われていたことが「できるんちゃう?」になってきているのは、今さらながらにインターネットの普及のお陰であることは間違い無い。
息子や娘が成長して、私より上手にパソコンを使いこなす将来の光景は想像に難くない。そうなった時に、息子や娘が膨大な量の「可能性」に流され、そして溺れてしまうことの無いように、浮き輪ぐらいは用意しておけるようなオトンになりたい。
今週末はシマノバイカーズフェスティバルですね。私は行けませんが、Google Earthで宇宙から応援してます。