昨日のミッドナイトだけに限らないが、ああいう大型イベントに行くとそれはそれはいろんな種類の自転車を見ることが出来る。皆さん高そうな自転車に乗っておられる。
トレック、スコット、ルック、コルナゴ、BMC・・・。そんな私もしがないサラリーマンでありながらソコソコする自転車に乗っているので羨ましがってばかりいてはバチが当たるけど、なかなか目の保養にはなる。いろんな人のいろんな自転車を見て「コルナゴ欲しい病」が再発しそうである。
ところで、我が家では嫁専用のママチャリ(子供2人乗せれる仕様)の購入計画がある。というわけで回転木馬に嫁を連れて行き、ママチャリのカタログを見せてもらった。「コルナゴ欲しい病」が再発しかかっている私にとって、ママチャリのカタログなんぞツマランこと甚だしい。値段こそホームセンターで売っている安モンママチャリよりは高いけど、私のコルナゴ貯金にかかればふらっかーずの1台や2台、屁ェでもない(内緒やで)。
ところが嫁は結構ウキウキで、木馬でもらって来たそのカタログを自宅に帰ってからもペラペラとめくり、「なんか自転車買うって嬉しいわ〜」なんて言っている。朝起きたら枕元にお目当てのママチャリのページが広げられたまま置いてあった。カタログ見ながら寝たのね。
自転車を買うってそうなるよな〜。それがママチャリだろうとコルナゴだろうとワクワクするもんやんな〜。
昨日のレースに来ていた様々な自転車たちも、そのオーナーをドキドキワクワクさせたに違いない。もちろん今私の目の前のバイクタワーにかかっているケルビム号だってそう。コイツが納車された日は、初めて自転車を買ってもらった幼き日を思い出したもんである。
レースが終わってからそんなことを思う。「あのデローザも、あっちのフェルトも、ドキドキワクワクさせたんだろうな」。
レース中は「オレより高い自転車は全部抜いたる!」ってしか思ってなかったケド。