低糖質を選ぶという行為

 突然だが、最近「ライザップ」に大変興味が沸いている今日この頃。皆さんテレビCMなどでよくご存知の、結果にコミットするアレだ。ここで細マッチョの画像やリンクを貼らないところがこの日記の良いところ(?)である。
 
 別に筋肉モリモリに憧れているわけではないのだが、最近の体たらくにより少々お腹に浮き輪が付き始めた姿を風呂上りの鏡などで確認してしまうと、なんだかこのまま何もせずに堕落の一途を辿って行くことは、もともと細身でクライマー体型だと自負していた私の存在意義にまで目を背けることになるのではないかという、言わば一種の焦りのようなものが、あのインパクトのある広告に興味を向けさせているのであろう。
 
 しかし入会金や必要経費など含めて約50万円ほどかかるらしい。それだけのお金を出せば細マッチョになれないわけがないとは思うが、小遣い制のサラリーマンにとって、細マッチョに賭ける覚悟を買うにはソーエクスベンシブである。
 
 ライザップのボディメイキングを色々と調べていると、「糖質を控え、脂肪燃焼率の高い筋肉を鍛える」ということが屋台骨となっているようだ。つまり、糖質からエネルギーを得るのではなく、脂肪からエネルギーを取り込むカラダに改造するということらしい(シロートなので間違っていたらすいません)。
 
 「・・・・なんだか自分でもできそうである」
 
 おそらく同じコトを考えている40台男子はソーメニーのはずだ。
 
 そこでワタクシ、先日から低糖質食材しか口にしていない!
 
 米、麺類、芋、などもってのほか!
 
 コーラ?自殺行為!
 
 肉、魚、豆腐、カモン!
 
 ゆで卵、チーズも大歓迎だ!
 
 ビールはいかん。最近はもっぱらハイボールだ!
 
 そして筋トレも忘れちゃいかん。今朝は城北公園に行ってお年寄り用に設置された筋トレ遊具を片っ端から占領したぜ!
 
 自転車に一生懸命に乗っていた頃、レースの前に「カーボローディング」と称して炭水化物ばかり摂取していたことがあったが、あの頃の自分を殴ってやりたい。すぐに集団から千切れるレースのためにカーボを溜め込んでどうするのだ!そのしわ寄せが現在の自分を苦しめているぞ!
 
 
 ・・・・・。
 
 熱くなってしまった。
 
 前述したが、この「セルフライザップ」に挑戦するビンボー男子は大変多いだろう。そしてその成功例をあまり見かけないことが、本家ライザップを繁盛させている証明であることは重々承知しているし、本家ライザップで見事ボディメイクに成功した人が聞いたら、まさに失笑モンであろう。
 
 そして「何か新しいことをおっ始めたM君の日記は筆が進む」ということも、このブログを長く楽しんで下さっている方々はご承知のことかと思う。
 
 しかしこの「セルフライザップ」。なんだか手ごたえを感じている。先ほどからワクワクと疼く腹筋をかるくさすりながら、脂肪を燃焼させている肝臓の働きを。
 
 もしかしたらハイボールの分解かもしれないが。