第10回チームTT練習

 10回目にしてようやく4人揃うことになった。揃ってしまえばどうってことないいつもの4人列車なんだが、もはや奇跡に近いこの状態で練習できることに喜びを感じ、そして仕事家事育児に忙しい4人が万障繰り合わせてこの時間に揃ったということに誇りを持ちたいと思う。大袈裟か。
 
 ということで4人で走り出す。いつもの4分の1の力で済むという安心感からか、序盤から速度が上がる。42ぐらいから導入し、43、44と軽く速度が上がっていく。調子がよい。後方に下がって3人分休めるというのは大きい。先頭に出ても45ぐらいで引っ張ることができる。
 
 痛快な速度で列車は進む。しかしこのとき私以外のメンバー3人は“追い風”ということに気付いていたようで、後半に備えて温存気味であるのに対して、それに気付かなかった私は「なんて調子がイイのだろう!」と飛ばしに飛ばしまくったのである。
 
 折り返して初めて、調子が良いのは風のせいであるということに気付き、体力的にも精神的にもヘロヘロになってしまい40で引くことすらできずじまいであった。
 
 あーしんど。