先日の『銀輪の覇者』と同じく自転車関連の小説。『銀輪の覇者』は昭和初期が舞台だったのに対し、こちらは現代。日本人のプロロードレーサーが主人公。大阪を拠点にしているチームに所属しているので、「暗峠」とか「十三峠」とか「勝尾寺」とかが出てくる。そこまで出といてなんで「清滝峠」が出てけーへんねんと、アタッカーズ隊長としては抗議したいところだが、あんまり知った名前の峠が出てくると、小説を読んでるのかブログを読んでるのかわかんようになるのでまあエエか。
この本、木馬店長からの借り物で、前回の『銀輪の覇者』も店長からの借り物。私の周りには本好きの人が多いので、いろいろと本を借りれて非常にありがたい。私も読書は好きな方だが、所有している本は意外と少ない。借りてばっかりである。
本って、読むだけではなく所有することに喜びがあるんじゃないかと最近思う。本棚にズラーっと並べられた本を見るとなんだか嬉しいというか落ち着くというか・・・・。どうやって表現したらエエんやろね。とにかくその圧倒的な本の数に、ドキドキワクワクしたりしません?本屋に行くとそんな気持ちになったりする。友達の家に行ったときに、本棚に本がキレイに並べられていると、ウットリと眺めたりしてしまう。
「コドモがまだまだ小さいから」という理由で本棚を設置していないのだけど、やっぱ本棚作ろうかな。小さいうちから「本は大切なもの」っていうことを教えとかないとね。コナアニキも書いてたけど、子供がふと手にとって、自分が読んでた本を好きになってくれたら嬉しい。