数学

 5教科の中で数学が一番苦手だった私がこのネタで何かを書くってのはものすごい挑戦なのである。「微分積分がなんやねん」「サインコサインは何の役に立つねん」。そう言い訳しながら学生生活を送り、そして社会人となったわけだ。確かに今の仕事に直接「微分積分」が必要なこともないし、「サインコサイン」が理解できないから困ったという場面に出くわしたことは無い。

 だけど、最近興味は出てきた。特にkondouさんのサイトを見ていたら、いろんなことが計算で求めることができるのね。そんなことも知らなかったぐらい数学とは無縁だったのです。例えばチョコエッグの中に入っている動物が12種類あったとしたら、最低何個チョコエッグを買えば12種類揃えることができるのか〜とか、自転車で走ってて虫の声を追い越すときのドップラー効果はどうやこうや〜とか、それはそれは興味深い。ジブンで計算するにはレベルが違いすぎる(なんせ家から会社までペダルを何回転させてるかぐらいの計算しかできない)けど、いままで感覚的に、「チョコエッグ?そんなもん運やろ」とか「ああ虫が鳴いてるなあ」ぐらいにしか思えなかった全ての(私にとっては全てと言って良い)ことが、計算によって求めることができるのである。

 そして、そんな難しい計算ができるようになったら、今までは「何の役に立つねん」と思っていた数学が、結構役に立つことにも使えたりするのだ。多分。

 例えば、私は清滝の下りをある一定の速度以上に上げるとき、非常にヒヤヒヤしながら下る。あたりまえだ。だけど難しい計算ができるようになったら、路面とタイヤの摩擦とか、自分と自転車の質量とか、そういうものをうまいこと計算し、アンタ実はもっと速いスピードで下れるのよ〜となるかもしれないのである。

 で、宿題>数学好きの皆様。

 自転車+私は73kg、清滝下りの第一左コーナー(減速帯アリ)、タイヤはビットリアのEVOコルサ(チューブラー7.0bar)なんですけど、何km/hまではコケないんでしょうか?計算してください。すんません他力で。