ドッジボール大会

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 5時に起床して12kmほどランニングしてから、子供をドッジボール大会へ引率。場所は舞洲アリーナ。大阪の幼稚園保育園児のドッジボールチームが戦う、なかなか大規模な大会であった。
 
 うちの幼稚園にも一応ドッジボールクラブがあるにはあるが、所詮遊び程度のクラブなので、ボールを受けたり投げたりするのが苦手な子もチーム内に入っているが、よその地域には何度も優勝争いに絡む本気のチームがあって、そんなチームの戦いっぷりを見てるとおそらく小学生でも勝てないのではと思うぐらいにハイレベルである。
 
 当然そんなチームに勝てるわけもなく、我が子のチームは早々に敗退しておったが、閉会式まで帰れないので(涙)、異常なまでの盛り上がりを見せる強豪チームの保護者応援団の中に混じって観戦。強いチームは親の気合の入りようからして違う。揃いのTシャツを来たり、ポンポンや鳴り物で応援したりしている。中には敵チームや審判に対して目に余る野次を飛ばすクソ親もいたが、まあそんなヤツはどこにでもいるもんである。
 
 投げるボールの速さ、コントロール、キャッチの技術、キャッチしてから投げるまでの速さ、パス回し、逃げ方など、もうどれを取っても素晴らしい、同年代の子供とは思えない試合内容である。特に目に付いたのは、強いチームは同じチーム内でボールの取り合いをしてる子がいない。一応公式ルールに則った試合なので、ボールを触ってから5秒以内に投げなければいけない。そうやってチーム内でイザコザしているうちに、相手にボール権が渡ってしまうこともあるので、我先に!という気持ちが強い子供たちをあそこまで指導した監督やコーチはすごいと思う。
 
 そんなわけで決勝では白熱の試合。負けた子供たちが悔しくて泣いているのを見て、全く他人の子供たちなのにも関わらず、コッチまで目頭が熱くなってしまった。