今日は嫁の友達が遊びに来ている。さらに子供2人を置いて買い物に行きやがった。
・・・・・。まあよい。
リッツやシクロや山吹等、11月の自転車イベントは全て不参加とし、12月3日の『十三峠の乱』に全てのストレスやエネルギーをぶちまけてやろうと、いろいろと対策を練っている時期である。
今日はフロント50Tだったのを52Tへ、リヤ12ー25Tだったのを12ー21Tへ交換した。つまり「重いギヤ」に変更したのだ。
関西の峠でも五本の指に入る難所、十三峠でのアタックを目の前にして、わざわざ重いギヤに変更するなど正気の沙汰ではない。軽いギヤをクルクル回転させる方が速いということはサイクリストなら誰でも知っている事実である。
しかーし!
私は正気である。このギヤでアタックし、もちろん勝ちにイクつもりである。
私の場合、スタート時は21T、その後斜度に合わせて23Tとか25Tを使い分けて(フロント39T)いるのだが、どうせ最後の方はヘロヘロになって25Tですら踏み切れないようになってしまい、ついついさらにシフトダウンしようとしてしまう。「もっと軽いギヤがあれば・・・」「ラストスパートはシフトアップしたいけど・・・」などというようなことばかり考え、なかなか走りに集中することが出来ない。
それならばいっそのこと、スタート直後に21Tに入れてしまい、その後はシフトチェンジの煩悩なんぞに惑わされること無く、さっさと無我の境地に入ってしまう方が有利だと考えたのだ。
無我の境地に入るまで、トップクラスの人間でも約10分かかるという(自社調べ)。すなわち10分や20分程度の一発アタックでは無我の境地に達するまでにゴールしてしまうということも少なくない。それを私はスタート直後約1分で無我の境地に入るという前人未到の記録にチャレンジしようというのである。これは、数多くの「無我の境地大作戦ユーザー」がいる中、トップクラス中のトップクラスで、すでに賢者レベルであることは言うまでもない。
25Tでも踏み切れなくなるのに21Tである。ツライだろう。重いだろう。しかし無我の境地に誰よりも早く達し、「あれっ?もうゴール!?」「ココはドコ?」「私はダレ?」的なアホ状態になる為にはこれぐらいの荒療治が必要なのである。
「ゴールまでのタイムを競う」のではなく、「無我の境地に入るまでのタイムを競う」になっているような気もしないでもないが、とにかく私はこの作戦でイク。
12月3日(日)AM7:00「大竹7」交差点に大集合ィヨロシク!!