毎日熱戦が繰り広げられているロンドンオリンピック。日本人選手の皆様には後半も頑張って頂きたいと思う。今回のオリンピックでは、個人種目では結果がいまいち振るわなかった選手でも、団体種目になるとメダル獲得となるケースが多いように思う。
現在のところ団体競技でメダルを獲得したのはパッと思いつくだけでも、卓球、アーチェリー、体操、水泳などがある。サッカーのメダルも大いに期待されているが、サッカーの場合は元々団体競技なので、個人種目と団体種目とがある競技とはちょっと違うのでここでは置いておく。もちろんサッカーにも頑張って頂きたい。
個人種目で実力を発揮できなかった選手が、3人なり4人なりのチーム戦に出た時に、実力以上の能力を発揮するということは珍しくはないけれど、今回のオリンピックでは特にそのパターンが多い。これは日本人特有のものではないかと勝手に思っている。例えば北島康介は個人100m平泳ぎでは4位に終わってしまったが、メドレーリレーの際には個人の時のタイムを大幅に上回り、もしそのタイムで個人種目を泳いでいたら余裕で銀メダルだったという。
やはり「力を合わせてなんかやる」という場面において日本人は強いのだ。去年の震災もあり、「ひとりじゃない」とか「絆」とか、そんな気持ちがさらに強さを加速させたのではないだろうか。我々が挑戦しているチームTTも然り。個人個人の力はさほどでもないが、4人で力を合わせれば決して出ることのない速度が出る。連夜のオリンピックでの日本人の活躍にそれを学ばない手はない。
そんなことをメンバーに熱く語ってやろうと第26回チームTT練習集合場所に行ったら・・・・・、
オレしかおらんやん!
仕事の都合の西やんは仕方ないにしろ、NAMくんからは寝坊DNSのメール、鈴ひろさんも疲れによる脚の張りでDNS…。かく言う私も寝坊気味で10分ほど遅れで集合場所に着いたのだが(笑)。
まあ26回も超早起きしてれば睡魔や疲れに負けることはあるわな。26戦して23勝はしてるだろう。阪神タイガースにも見習って頂きたい勝率である。共に早起きし、共に仕事でストレスを感じ、共に家族の予定に翻弄され、共に酒を煽る。そんな日々の暮らしまでも共有している我々は、団体競技に参加する選手にも負けていないだろう。起こるぞ…。ミラクルが…。