ノンタン弁当

 前夜9時過ぎに急に言われても材料もなんもない。その頃はすでに血中アルコールも基準値を超えている頃なのでノンタンの顔を思い出すのにも一苦労。夜の10時に万代まで材料を買いに行き設計図作成。朝の5時起床で製作開始。
 
 今回は初めてキャラクターを別体で作ることに挑戦。今までは顔の材料はおにぎりであり、基本的に白い顔のキャラが多かった。ノンタンも白なんだが、おにぎりで作るとノンタン独特の輪郭のフニャフニャ感が再現しづらく、顔自体にインパクトのないキャラの場合そういう部分を疎かにすると何のキャラかわからなくなる。なので顔のメイン材料は初のはんぺん。
 
 そのままでは分厚いので薄くスライスして輪郭を整形。耳と鼻はハム。これは簡単。口はカニカマ。これも簡単。一番難しいのはやはり目。海苔を細かく切るという作業ももちろんだが、置く場所を間違えると誰だかわからない。何度も置き直していると海苔が千切れてしまいグチャグチャに。キャラ弁を作っていてもっともイライラする箇所であり、もっとも重要な部分である。
 
 本来は完成品のような笑っている目ではなくて、つぶらな瞳をちゃんと作りたかったのだが、前夜の酒がそうはさせなかった(笑)。痛恨の妥協。よって自己採点52点。いろんなサイズの丸い型抜きみたいなん買って来よう。ハサミでは限界がある。力尽きたのでおかずはヨメに任せる。
 
 ともかく子供には喜んでもらえたので良かった。幼稚園ではみんなに見せびらかしているらしい(笑)。