イケる気がするー!

 今度の大阪マラソンはカナリの好タイムを記録できるんじゃないかと妄想している。奈良マラソンで記録した5時間22分というタイムは大幅に更新し、恐らく4時間台でのゴールはほぼ間違い無いだろう。
 
 元々ランナーではないので、そんなシロートが楽にフルマラソンを走り切る方法を常に考えてきた。奈良マラソンでは序盤はとてもゆっくり走り体力を温存するという、いかにもシロートな作戦でいってみたが、結局中盤後半もゆっくりしか走れず、最後は歩いてばっかりとなってしまった。
 
 先日35kmの練習をやってみて思ったが、序盤をゆっくり行こうが、中盤でペース上げようが、もう何をしようが最後はヘロヘロになるのである。まずは脚の筋肉やら裏が痛くなり、次いで関節、最終的には上半身までもが痛くなる。これはどんなペースで走ろうが変わらないことがわかった。
 
 なんで痛くなるか。それはズバリ、地面からのショックである。
 
 脚が痛くなるのは、距離とかペースじゃなくて、『歩数』だと思われる。マラソンは自分の足で走る競技である以上、歩数からは逃れられない。先は長いからと思ってヘタに序盤を抑え過ぎると、知らず知らずのうちに地面からのショックのダメージが蓄積し、そろそろペース上げるかーという肝心な時に痛くて上げれない、というパターンに陥る。いかに歩数を少なくして距離を稼ぐか。それは大股でペースを上げるしかない。
 
 昨夜も帰宅してから12kmほど走ってみた。上記の持論を元に、大股でペースを上げた。キロ5分切るぐらい。
 
 このとき肝心なのは、リズムを絶対変えないということであると思う。したがって、AKB48の『Everydayカチューシャ!』をリピート。この曲はリズムが私の歩幅にぴったりなのだ。数百曲の候補の中から選びぬかれたまさにパワーソングである。AKBの若々しい歌声を聴きながら走っていると、河川敷のススキが前田敦子に見えてくる。
 
 12km走ってもまったく足に疲れはない。これはイケる!本番では、沿道の皆さんには悪いがイヤホンでAKBをひたすら聴きながら、無我の境地で走り続けたいと思う。シロートがフルマラソンを楽に走り切るためだと思って許してください。イケるとこまでイッて距離を稼ぎ、あとのことはあとで考える作戦で行きます。
 
 せめて5時間は切りたい!