王滝100km、ラン(汗)

 先日高校バレー部の同窓会があって盛り上がった。盛り上がったから随分呑んでしまった。そんな中、後輩の中にトレイルランニングをやってるヤツがいた。「今度おんたけ100kmに挑戦しよと思てますねん」と言うから、酔った脳ミソを必死にシラフに戻して詳しく聞いてみたら、コレ
 
 “アノ”王滝100kmのコースをランで走る・・・・。そんなアホな・・・・。
 
 MTBで2回走ったことのある経験から、「お前それは絶対ムリやで」と言うて聞かしたが、「イヤ、絶対出場します」と言い切るので、諦めてシラフモードから飲酒モードへ戻した。
 
 しっかしあのゴツゴツした岩が転がってて、超が付くほど激坂で、ゴムのベロベロが等間隔に埋められてて、ブレーキパッドもフロントフォークも食料も底をつき、死ぬかと思ったアノ100kmの道のりを、2足歩行で走り切るクレイジーなレースがあるなんて全く知らなかった。MTBでもたいがいクレイジーだと思っていたが、上には上がいるもんだ。
 
 『踊る阿呆に見る阿呆・・・』ではないが、クレイジーの渦中にいる人間はただ純粋に楽しんでいるだけだ。それを外野がクレージーだと評価するのはそれこそクレイジーなことなのかもしれない。自分も100万する自転車を欲しがっている。ハタから見れば十分クレイジーである。
 
 
 まあそんなことがちょっとアタマから離れず、ガラにもなくトレイルシューズなんかを物色してしまったわけである。私も普通の人に比べたらボキャブラリーは広い方かなあと思っていたが、知らん世界はまだまだある。全部知る必要はもちろんないけど、自分のボキャブラリーの中で完結して物事を推し量ってしまう容量の少ない人間にはなりたくないなあと思った。
 
 夜中の12時スタートで、制限時間20時間。夜8時ゴール・・・・。信じられん・・・・。

王滝100km、ラン(汗)” への5件のフィードバック

  1. 知人が出場して完走しましたわ。
    制限時間が長いので完走しやすいと言ってましたが、私も考えられません。

  2. ●manさん
    しっかし夜スタート夜ゴールでしょ?あんなとこ真っ暗闇で恐すぎますよ。考えられへんわ~。
    ・・・・とか言うて再来年ぐらい出てたりして(笑)。

  3. ●KATくん
    9時間って・・・!夜12時スタートして朝9時ゴール!!
    みんなゴールするまでヒマやなあ。
     
    ●金剛さん
    アニキ好みのレースですやん!ゼヒ!
    ・・・・・一人で行ってください。

コメントは停止中です。