最近木馬メンバーの間でマラソンが流行っている。今度の日曜日には大阪ハーフマラソンなる大きな大会があって、それに参加する数人の木馬メンバーがレースへ向けてモチベーション上昇中である。
ご存知の方も多いとは思うけど、私はマラソンが大の苦手で、「体育委員はマラソン大会の準備やコース案内のため走らなくてよい」ことに味を占め、高校時代3年間体育委員を勤め上げた輝かしい実績があるぐらいだ。
そんな調子で今に至るので、木馬メンバーの間でマラソンが流行りだしたときも、モテ期のために(マラソンは女子率が非常に高く自転車の比ではない)5kmほど“木馬ランナーズ”と一緒に走ってみたが、1週間ぐらい筋肉やヒザの痛みが取れなくて、自分にはマラソンは合っていないと再確認しただけのことだった。
自転車で知り合いになった人がたくさんいる。ここ数年で自転車を始められた人がほとんどなのだけど、自転車というスポーツを通じてお知り合いになったので、そんな仲間が自転車以外のスポーツをやっているのを見ると少々違和感を感じたりする。でもよく考えたらその人の人生の中のある限られた一定の期間が「自転車」だったわけで、今までに「剣道」とか「アメフト」とか「水泳」とかがあるわけである。これからも「登山」になったり「スキー」になったりすることもあるだろう。それは自分も同じことだ。
だから私が感じる違和感ってのは、きっと自転車以外のスポーツがほとんど出来ない(興味がない)ことからくる嫉妬なのだろう。全てのスポーツの基本となる「走ること」を楽しいと思えるようになれれば「私はスポーツマンです」と胸を張って言えるのかもしれない。
全ての自転車乗りがそうとは言わないけど、機材が一番で、速く(長く)走らせることは二番目って人は多いんじゃないだろうか。それはスポーツマンではないよなあと、自分を省みてそう思う今日この頃。
お時間のある方は、応援に行ってみてください。マラソンランナーってめっさ爽やかな顔して走ってますよ〜。