オキナワレポート『9日レース編その1』

 気を取り直してレースレポート。イヤ、先に言うときますが大した成績ではないので肩肘張らずに読んで下さい。

 

 とにかく今年のオキナワは雨・雨・雨。最近イノウエさんと同行するイベントは全て雨・・・・。スタートを待ってる間さぶいさぶい。スタート地点までの約25kmを自走したもんだからすでにみんな濡れネズミ状態。雨と風を凌げる場所を探してうろうろ。

 

 とにかく予定より30分ほど遅れてスタート!前から100人目ぐらいの位置。N原くんとパチョくんが近くにいたが、2人は落車の危険を避けるためかどんどん先頭に近付いていく。隙間を縫ってスイスイと前に行く2人を追いかけようとしたがなかなか追い付かない。それでもなんとか頑張って2人が視界から消えないところでがんばる。

 

 スタートしてすぐのところに工事現場があり、片側の車線が通行止めになってて車線がいきなり狭くなるので落車があるならここだろうなと思っていたが、そこは何事もなかった。ほっとした。ほっとしたのも束の間トンネルの入り口で・・・・。

 

 この大落車についてはいろんなアニキが書いてくれると思うけど、間近で見てた人が言うには今までに見たことがないぐらいのものだったらしい。なんせ5~60台ぐらいの自転車が次々と倒れて滑っていく有様はまさに地獄絵図・阿鼻叫喚。私は幸いにも前の方にいたので巻き込まれることはなかったが、それでもトンネル内に反響する悲鳴と怒号と金属音が、後ろから大口を開けて魔物が襲ってくるような恐怖!!「ガシャーン!」とか「うわ~!」とかちゃうよ。

 

 「ドゴーーーン!!!」

 「ガキャーーーン!!!」

 「ギャアァァァーーーー!!!」

 「オルアァァーーーー!!!」

 「バキイィィィーーーーー!!!」

 

 いやいや、私の文章力ぐらいではあの状況を文字で表現することは不可能である。 

 

 

 つづく。