興奮気味なので長文です是。
いやもう別に何も書く気なんてしないのですがね、詳細を待っている読者の方が多いのです。なんせアクセス解析したら午前中だけで日曜日には有り得ないヒット数。結果から言いますと惨敗です。モンキーズ相手とか云々の前に自己ベストから1分以上も遅いタイム。後ほど書きますが完全に配分ミス。先の記事にもありました通り、自慢の水玉シールは見るも無残な姿に。白いシールで隠されるわ、モンキーシール貼られるわ。ケルビム号が一気にファンシー路線になってしまったではないか。
〜第1区 vsカワマタさん〜
3人リレーを相手するにはイロイロ考えずに下から上までモガきまくるだけだと思って、スタート直後はカワマタさんの前に飛び出す。後方を確認したわけではないが、ペダリングやタイヤのしなる音などから恐らく一時は3車身ぐらいは開いたのではないだろうか。しかしすぐに抜き返される。でもこれは想定内。イキナリのスパートで心拍が跳ね上がって苦しい。でもそれは相手も同じことだろうと息を整えるように抑えて走る。常に射程圏内に見据えながら第1区を終える。モンキーズがバタバタとTシャツバトンタッチをしているのが見えた。その隙に先行、第2区間に入る。
〜第2区〜 vsKATくん〜
この区間は一番苦しい区間である。距離も長いし斜度もキツイ。この区間をメタボくんなる異名を持つKATくんが担当するなどチャンチャラおかしい。しかし私の思惑が大きく外れていることに気付いたのはこの区間。そしてもう修復不可能・・・。一時はTシャツバトンタッチのモタツキのお陰で差が大きく開いたのだが、じわりじわりと追い付かれ、サル隊長にバトンタッチする直前で立ち漕ぎダッシュするKATくんにブチ抜かれた。そうなんです。「一番苦しい区間」というのは全部の区間を一人で走っている時であり、KATくんにとってはここが第一区間なのだ。そら抜かれるわ。当たり前やん。だけどこんな形式の競争は初めてだったから・・・。
〜第3区 vsモンキーズ隊長〜
ここではバトルなどの騒ぎではなかった。KATくんとのバトンタッチの隙に先行したが焼け石に水。一緒に走って後ろとの差を逐一私に報告してくれているまっさんが、追いかけてくるモンキーズ隊長を見て「うわ、アカンわ」と言った。次の瞬間「ウヒョォ〜〜イッ!!!」とサルっぽい奇声を上げてサル隊長はあっという間に視界から消えて行った。坂道であんなスピードで抜かれたのは初めてである。35km/h以上出ていたというから彼のスタートスプリント力には恐れ入る。私はそのままヘロヘロになってゴール・・・。
ゴールした時の時計は11分30秒ぐらいだった。コレって普段の通勤レベル・・・。やはり序盤に相手を意識して飛ばし過ぎたのが敗因。モンキーズがゴールしたのは何分前だったかは定かではないが、モンキーズ隊長に抜かれた時点で7分半ぐらいだったと思うから、おそらく全区間で10分台前半は出ていたのではないだろうか。もし私がもっとペースの配分を考えて賢く走っていればゴール前ぐらいまではもつれ込めたのに、と反省・・・。
ゴール後、みんなと少し談笑してそのまま出勤。会社までの道のりでいろいろと考えていたらものすごく腹が立ってきた。実力を出し切れなかった自分にも腹が立つし、3人がかりで挑んできたモンキーズにも腹が立つし、清滝峠の斜度や距離にも腹が立ってきた。プリプリ。
だけど今になってようやく気持ちが落ち着いた。普段どれだけ速く走る実力を持っていても、今回のように“他人と競争”となった時に、他人よりも速いかどうかってのはまた別のようだ。練習の時に9分で上れても、競争しているときに11分でしか上れなかったら負ける。
練習で遅く、本番で速く。実はコレってめっさ難しいのではないだろうか。
何はともあれ完敗ですわ。モンキーズのチーム力は侮れない。「ジェットストリームアタック」という新しい名のアタックを間近で見せて頂いた。最後になりましたが、わざわざ撮影班でやって来てくれてたuenoアニキには感謝します!ありがとうございました!