今日長年使っていた工具箱が壊れてしまった。引き出しのストッパーがきかなくなってしまって、入っていたたくさんの工具達が引き出しとともに僕のベンケイに落ちてきた。長年といっても3年ぐらい。工具箱の寿命としてはかなり短い。やっぱり安物を買ったのが失敗だった。
どんな仕事でもそうだが、プロの使う道具は高い。散髪屋さんのハサミは10万ぐらいするらしいし、料理人の包丁も画家の絵の具セットもバイオリニストのバイオリンもしかり。僕が使っているスナップオン達も一気に全部そろえればウン10万はする。
でも、いいモノはやっぱりいい。使いやすくて頑丈で、何より高価な道具を使っているという緊張感が心地良い。工具箱を見ればそのメカニックのレベルがわかるという。その通りだと思う。プロは使う道具に生活をかけている。愛とこだわりがあって当然だ。
そうだ、愛なんだ!よし!買うぞ!今度の工具箱は約10万はするけど買うぞ!プロの道具は高いんじゃ〜。
以前嫁にそんなことをチラッと言ったら、「私は貯金のプロや」と言われてしまった・・・。