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願いはいつか必ず叶う

 
 私が小学3~4年の頃、任天堂ファミリーコンピュータが大流行した。私の家は貧乏だったのでそんなものを買ってもらえるワケがなく、学校が終わるとファミコンがあるお金持ちのクラスメートの佐藤君の家へ毎日遊びに行ったものである。佐藤君は小3の時に転校してきたおとなしい子でなかなか友達が出来なかったが、ファミコンを導入してからというもの、彼の家にはたくさんの(ファミコン目当ての)友達が押し寄せてきて、彼やその両親はさぞかし嬉しかったことだろう。
 
 しかしそれだけの友達が押し寄せると、当然自分にコントローラーが回ってくるのに時間がかかる。ゲームソフトも佐藤君の趣味ばかりで飽きてきた。どうしても自分専用のファミコンが欲しい。親に頼んでも無駄。でも欲しい。欲しい欲しい。もう毎日ファミコンの雑誌や広告を見てはため息をついたり、枕の下に敷いたりして過ごしていた。そんな姿を神様が不憫に思ったのか、ついにファミコンがウチにやってきたのだ。どういう経緯でやってきたのかはイロイロありすぎて長くなるので割愛するが、とにかく念ずれば願いは叶うもんやなあと子供心に思った出来事だった。
 

 ラジコンもそんな方法で手に入れた。毎日毎日コロコロコミックを枕にして眠り、ラジコン雑誌を穴の開くほど見つめ、時には熱を出して学校を休むぐらいに欲しがっていると、ひょんなことから手に入ったのである。これもそれまでの経緯は割愛する。
 
 
 私は今、コルナゴを心から欲している。
 
 来年の今頃は、ひょんなことで手に入れたエクストリームCに乗って、清滝の頂上でウイリーしていることだろう。

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俺のチリンチリン


 通勤用ピストにチリンチリン付けた。
 コレで道イッパイに広がってウォーキングしてるおばちゃん蹴散らすつもり。
 
 ウチの会社、カーディーラーでありながら元は自転車屋。自転車屋→バイク屋→クルマ屋という道を歩んできた。次は飛行機屋かな。会社の別棟の地下室には自転車屋だった頃の部品が今でも残ってる。もうほとんど使いもんにならないものばかりだが、整理する為にガサガサ漁っていたら、新品のチリンチリンが箱ごと大量に出てきた。それを一個拝借したわけ。
 
 今まで意識したことはなかったが、ジブンの自転車にチリンチリンをつけたことにより、道行くママチャリのチリンチリンが気になってしゃあない。最近のはなんか洗練されたデザインのチリンチリンばっかりで、画像のような旧型のチリンチリンを付けてるママチャリなんて無い。みんな小ぶりのやつやね。「チンチーン」って鳴るやつ。
 
 昔のチリンチリンって、いろんな種類があったような記憶がある。ミカンがリンゴぐらいの馬鹿でかいやつで、「キンコーン」って鳴るやつあったよね?あれ欲しい。

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沖縄作戦

 沖縄へ自転車を送る日が都合により早まった。25日(土)か26日(日)に梱包となったので、最後の清滝アタックのXデーは29日(水)ではなく22日(水)と、1週間も早まってしまった。ていうか明後日やん!
 
 明日21日(火)は会社関係の決起大会により、某旅館で宴会&お泊り。22日(水)は二日酔い必須である。そんな状態で清滝アタックしても大した記録にはならないと思う。しかし「どっちが大事やねん」と聞かれると迷わず「自転車」。宴会はほどほどにしたい。恐らく旅館の浴衣で寝ることになるだろうから、酔っ払って寝てる間にカゼをひかないようにだけ十分注意したい。
 
 
 で、只今妄想中の沖縄必勝作戦だが・・・・。
 
 ズバリ! 「マイペース」 コレに限る!
 
 昨晩、仕事帰りのとある場所で、遠くに目標を決めてそこまで絶対フルモガキ!ということをやってみた。まあフルモガキそのものはソコソコいけたと思うのだが、ソコから先の帰路がヘロヘロ。フルモガキして短縮したわずかな時間なんぞ、ソコからの時間がおもくそかかってしまったのでチャラ。いやチャラどころか帰宅に思わぬ時間を要してしまった。
 
 どうやらジブンは途中でギンギンにイッてしまうと途端にガス欠になる体質のようで、レースでもいちいち周りの動きに反応していたら、ジブンの走りどころか完走さえ危ぶまれてしまう。ノリクラでもそうだった。いちびってスタート直後にやった「心臓と脚をビックリさせる作戦」は完全に裏目に出た。途中で足着くかと思ったぐらい。
 
 オキナワでも、ノリクラ以上にアタマに血が上ってるオトコ達がギンギンにイクだろうと容易に想像できるが、そいつらをマッタク無視できる精神力をもって挑みたい。
 
 そうや通勤や。自転車通勤してるみたいな気持ちでレースしよう。通勤のようにひたすらマイペースを守れば結構エエように走れる自信はある。周りを見なくてすむように競走馬がつけてるアレ(名前知らん)しよかな。

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戦隊モン


 
 居酒屋木馬で話題になったので書いてみる。
 
 子供の影響で日曜の朝からやってる戦隊ヒーローものを観る親も多いと思うが、それぞれの子供の年齢によってヒットする作品は異なると思う。我が子(4歳と2歳)は前作の『ゲキレンジャー』と、現作の『ゴーオンジャー』がヒットしている。
 
 ところがウチの子はなぜか過去の戦隊ものまで興味を示し、youtubeで検索して観ていたのにも飽き足らず、ウチの子よりも二つ年上のイトコがヒットしていた『ボウケンジャー』や、manさんのお子様がヒットしていた『デカレンジャー』のDVDをお借りし、「ごごごぅ、ごごごぅ、れでぃごー!すすめボウケンジャー♪」とか、「えまーじぇんしー!デカレンジャー!」とか言うて遊んでいる。
 
 そして、やはり少なからず親の私も影響されてしまい、恥ずかしながらデカイエロー役の木下あゆ美や、デカピンク役の菊地美香に今更ながら萌えてしまったりしている。ハタからみればイタイ光景だが、制作側はそんなこともオモクソ狙っているのだろうなとも思う。
 
 個人的には『ボウケンジャー』がオモロイ。実はボウケンジャーに関しては数話しか観ていないのだが、それだけでもなんかロマンを感じる。「ボウケンジャー」とその題名だけを聞くと、なんやダジャレかい!と突っ込みたくなるようなネーミングだが、“あくなき冒険スピリッツ”が、オトナがいつの間にかなくしてしまった何かを思い出させてくれる内容である。主題歌も大好きで、子供とカラオケに行くと必ず歌う。オハコになってしまった。
 
 『デカレンジャー』もオモロイ。“刑事”をモチーフにしたこれまたダジャレっぽい題名だが、この作品はキャストが大成功したのではないかと思う。
 
 その点、現作の『ゴーオンジャー』は、個人的にではあるが、ちょっとスベった感が否めない。悪者のリーダーである“ケガレシア”役に、元AV女優の及川奈央を起用したことは、我々30代のパパをオモイックソ意識したことだと思うのだが、ハッキリ言ってやり過ぎの起用である。子供と一緒にゴーオンジャーを観ているときに及川奈央が登場すると、“父親”としてケガレシアを受け入れるのか、“オッサン”として及川奈央を受け入れるのか、ジブンの立ち位置がわからなくなってしまうのである。ケガレシア役に徹する及川奈央を観て、思わず目をそらしてしまうジブンがいる。
 
 というわけで、オチと言うわけでもないのだが、これをお読みの方で、お子様が飽きられた戦隊モンのオモチャが残っているなら譲って頂けないでしょうか?ということである。私個人としては、「ボウケンジャベリン」と、ジャッジメントに使う「SPライセンス」が欲しいです(笑)。

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まあフツーの日記です


 
 今日はお休み。しかしヨメがレーシック(視力回復手術)を受ける日なので子守。
 
 ヨメは9時ごろ出かけて行った。9時30分ごろに来る幼稚園バスに宗一郎を乗せ見送ってから、こころとしばらく遊ぶ。10時30分ごろ、こころを連れてヨメが手術を受けている梅田方面へバスに乗って行く。手術後は瞳孔が開くので眩しくてしょうがないらしい。だから大事を見て迎えに行くことに。
 
 病院はシルベスト梅田店の近所だったので、ヨメと合流するまでしばらく店内を物色。曇天用の色の薄いサングラスを探したがやはりお高い。諦めた頃にヨメが店内へ入ってきた。
 
 もう眩しくて眩しくて目ェも開けてられないらしい。今日はあいにくの(?)晴天だったため、そそくさと地下道へ非難。ヨメは見慣れないサングラスをしておる。聞くと手術後にもれなくもらえるUVカットのサングラスだそうだ。エエやん!これでエエやん!サングラス買わなくて済んだぜ。眩しがるヨメを無視して取り上げる。
 
 しっかしこのレーシックってのは流行ってるみたいで、ちょっとダケ病院を覗いてみたがドエライ繁盛っぷりである。儲かってしゃーないやろなあとしょうもない妄想をしてしまう。ていうかここにおるヒト全員がこのサングラスもらうってことやから、そのうちおんなじサングラスかけてるヒトに出会ってしまうかも。ちょっとハズカシ。
 
 帰宅してからもヨメは外に出たがらないので宗一郎のお迎えもジブン。夕方ぐらいまでゴロゴロして過ごし、テキトーな晩飯を食べて、今日はマッタク運動してないとのことで舞洲まで夜練しに行くことにした。
 
 ピストで出動。舞洲までの道のりは、淀川沿いをひたすら走るのだが、真っ暗なとこが何箇所かあるのでコワイ。ていうかママチャリの皆さんマジでライト点けてください!それから白い系の服着てください!何度もぶつかりそうになった。ジブンもこれから夜練の時は白レーパン履くことにしよ。
 
 舞洲はダレもいなかった。数人のローディーは見かけたが、周回しているのではなく、すれ違っただけという感じ。淡々と5周ほどアップしてから3周のタイムを計ってみた。しょぼしょぼタイムだった・・・・。恥ずかしいので公開はしないけど、どんだけしょぼかったかと言うと、フンガーの登りの途中で離脱して普久川ダムのダムカードもらいに行ってる方がええんちゃうかというぐらい。2周ダウンして帰路に。
 
 というわけで今に至ります。明日は新型ライフの新製品研修のため遅出早帰りです。明日も舞洲行こうかな。
 
 画像はタダでもらったサングラス。イヤまあ10万近くの金は払ろてるんですが。

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大阪城周回のテーマ

 雨ばっかりでクルマ通勤2日連続。さすがにカラダが鈍るので夜の大阪城ぐるぐるに出かけた。
 
 とはいっても練習というほどのものではなくサイクリングみたいなペース。信号も全部守ったったぜ。
 他にも周回しているローディーが2~3人いらっしゃったが、皆さん気持ちよく信号を無視されていくので、のんびり周回しているジブンは何度も同じ人に抜かされることに・・・・。これはあまりにおもんない。というわけで1時間ぐらいで帰ってきた。
 
 信号無視なんかはクセみたいなもんで、ジブンだって夜中の大阪城を周回するときは信号無視する。森之宮の交差点はさすがに守るが、その他の信号は安全確認さえすればすい~っと行ってしまう。だけど何があったというわけでもないが、一発目の信号を何気に守ってしまうと、その後の信号も全部守りたくなってくる日がある。こういうモチベーションになったら意地でも守る。誰も見てなくても守る。今日はそんな日。だから練習には向いてない日と判断してさっさと帰宅。こんなことなら舞洲まで足を伸ばすべきやったかな。
 
 
 しっかし森之宮の辺りはラッパ関係の音でイッパイ。吹奏楽の練習してる人がわんさかおる。みんな思い思いの音を出すもんやから当然音楽にはなってない。「ぷぁ~~~」いうたり「ぴょ~~~」いうたりしてる。ちょっとレベルの上のヒトは「ぱぱぱぱぱぱぱぱぱ~~~(ドレミファソファミレド~)」とかやってる。
 
 真面目に練習してるヒトに言うのもナンだが、もうちょっとなんとかなれへんかな。森之宮のトコの公園のトイレでシッコしてても、周りからそんな音ばっかり聞こえるから落ち着かん。せめてジブンがソコを通るときだけロッキーのテーマにしてくれ。アウタートップで立ち漕ぎできるぜきっと!

練習したときは書く

 練習というても通勤がソレにあたるワケだから別にどうってことはないんやけど、ちょっと帰りに遠回りしてチョモ練に行ってみた。せっかく練習したのだから書く。見せびらかすように書く。
 
 チョモ坂近辺(生駒市辺りです。詳細は控えます)って、ウチのお客さんが結構いてるところで、営業マンなんかはもちろんクルマで回ってる。そこを自転車の練習に使ってるなんて一言でも言うたら完全にアホ扱いされる。だって坂の途中に住んでる、軽自動車(ノンターボ)に乗ってるお客さんが、「家の前の坂登れへんやんけ」とクレームをつけてきたぐらい。そんな坂。
 
 昨日(10/4)は仕事が忙しく、おやつとかを食べてる暇がなかったんでかなり腹が減っていて、このまま登ったら完全にガス欠になるやろうと思った。だから登り始める前のとこにあるモスバーガーで、モスバーガーを一個買い、チョモ坂頂上のお寺で食べたろうと妄想しながらモスバーガーに到着。
 
 しかしソコで考えた。おそらく今の空腹時体重が約65kg。ここでなんか食べたらきっと明日の朝は66kgになってる。だって帰宅してから晩飯も食べるんやからね。でもここでガマンしたら明日の朝は夢の64kg台ちゃうんかいと。
 
 鉄の意志でモスバーガーをスルー。
 
 かくして、今朝の起床時体重64.2kgをゲットしたのである!
 
 誰かが「腹ペコ練」ってのをやってたのを思い出したが、アレって結構ええんやね。腹ペコで走ってナニが楽しいねんと思ってましたが、減量中のモチベーションの時はええかも。ハンガーノックは辛いけど、ゆっくり走ってたら腹ペコでも結構もつ。清滝ベストを叩き出したアノ頃の自分の体重63kgになるまでは、少々腹ペコでもガマンすることにする。
 
 鉄の意志を発動させたときは日記に書くべし。そんな頑張ったジブンにホクホクできるから。

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久しぶりの大阪城

 昨日(9/25)は雨予報だったのでクルマ通勤したのだが結局一日降らず。ダイエットも順調なところでグウタラしてしまってはアカン!とのことで、久しぶりにロードに乗って大阪城を周回してきた。
 
 「夕食を今晩中に消化する」イメージで、可も無く不可も無く走る。森之宮ストレートでは少々飛ばしてみるが、夕食がリバースしそうだったのですぐにやめた。何周したか忘れたけどアホらしくなってきたのでソコソコで退散。どうも同じところを周回したり往復したりってのはジブンの性に合わないみたい。こんなんではアカンねやろな。
 
 乗鞍で私を小パニックに陥れてくれたフライトデッキのシフトインジケーターは、接触が良くなったのかなんなのか、知らん間に正常に戻っていた。しばらくの間MTBに浮気していたのはコレがあったからかもしれない。やっぱり機材が万全の態勢に常になっていないと乗る気が失せる。パンクしたらそのままついつい放置して違うバイクに乗ってしまうのと一緒。そういえばケルビム号も結構長い間メンテしてないなあ。しっかり整備してあげることは、モチベーションを保つためにも重要だと思う。フロントのホイールベアリングにガタがあったので近いうちに修理しよう。
 
 
 
 帰りに木馬へ寄ったら案の定居酒屋モードに突入されていて、しばしの間歓談。
 
 話題は先日の大台ケ原。ウチのヨメは、手厚いサポートを受けながら登る某初心者女子を羨ましく思いながら黙々と頑張っていたらしい。店長に「ちゃんと褒めたってや」と言われた。そういえば大台ケ原を登ってからというもの、ペダルをSPDにせえやら練習行こうやらとうるさい。テキトーに聞き流していたが、そうか悔しいんやな。サポートなんか受けんでもあたしゃこんなに走れるんやで!というところを見せたいんやな。よっしゃそういう理由なら一肌脱いだろ!清滝25分のところを、今年中に20分切りまで持っていったろやないかい。
 
 どうせならコルナゴ買っちまえ!ついでにオレのも買ってくれ!2台買うから安くせえ作戦は木馬に通用するのか!?

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3連休

 毎度の事ながら世の中は3連休で、ワタクシは3連勤。王滝に富士見に舞洲に、いろいろと楽しいイベントがあるけど別にええもんっ。頑張って仕事するもんっ!
 
 今朝、通勤途中の阪奈道路をピューンと下っていたら、白いカルディナが横に近付いてきて助手席の窓がスーと開いた。そこに座ってたのがコテコテのヤンキーだったらオモロかったのだが、予想に反してなんとhikime2アニキの美人奥様!運転席は当然hikime2アニキ。ヤンキーだったらもっとオモロかったが(ひつこい)。
 
 「今から行って来ます~」と優しく微笑む奥様の瞳の奥には、王滝100kmあわよくば上位目指したろう、という決意がビンビンに感じられた。
 
 ともあれ、自転車に乗るようになって、仲間が増えて、こうやっていろんな場所で声をかけられるということは非常に幸せなことだなあと、朝からエエ気分になった。
 
 「頑張ってください!」と声をかけ、間も無くカルディナは走り去って行ったが、できれば王滝までワタクシも乗せて行って欲しかった・・・。
 
 これを読む頃には王滝に着いてるんかな?それともレース終わってるんかな?
 とにかく満足のいく結果で終われることをお祈りしております。