私が小学3~4年の頃、任天堂ファミリーコンピュータが大流行した。私の家は貧乏だったのでそんなものを買ってもらえるワケがなく、学校が終わるとファミコンがあるお金持ちのクラスメートの佐藤君の家へ毎日遊びに行ったものである。佐藤君は小3の時に転校してきたおとなしい子でなかなか友達が出来なかったが、ファミコンを導入してからというもの、彼の家にはたくさんの(ファミコン目当ての)友達が押し寄せてきて、彼やその両親はさぞかし嬉しかったことだろう。
しかしそれだけの友達が押し寄せると、当然自分にコントローラーが回ってくるのに時間がかかる。ゲームソフトも佐藤君の趣味ばかりで飽きてきた。どうしても自分専用のファミコンが欲しい。親に頼んでも無駄。でも欲しい。欲しい欲しい。もう毎日ファミコンの雑誌や広告を見てはため息をついたり、枕の下に敷いたりして過ごしていた。そんな姿を神様が不憫に思ったのか、ついにファミコンがウチにやってきたのだ。どういう経緯でやってきたのかはイロイロありすぎて長くなるので割愛するが、とにかく念ずれば願いは叶うもんやなあと子供心に思った出来事だった。
ラジコンもそんな方法で手に入れた。毎日毎日コロコロコミックを枕にして眠り、ラジコン雑誌を穴の開くほど見つめ、時には熱を出して学校を休むぐらいに欲しがっていると、ひょんなことから手に入ったのである。これもそれまでの経緯は割愛する。
私は今、コルナゴを心から欲している。
来年の今頃は、ひょんなことで手に入れたエクストリームCに乗って、清滝の頂上でウイリーしていることだろう。
マイティフロッグは、今見ても格好いいな。
ちなみに、私は、手に入れてしまうと、冷めてしまう事が
ちょくちょくあります。
それが、ダメなのは重々承知しておりますが。
マイティフロッグは復刻してますよね。いろいろ復刻して嬉しいやら悲しいやら・・・・。
手に入れてから冷めてしまうなんて!釣った魚(女)にはエサやらんタイプですか(笑)。