みなさんお待たせ致しました。「目指せ日本海チカラこぶしみなぎりツーリング」のレポートをしたいと思います。
1st 回転木馬〜箕面市役所
5時半木馬集合。メンバーは店長、n原くん、まっさん、私。豊里大橋を渡り、上新庄、吹田を抜け新御堂筋を北上。中途半端なアップダウンが多く、早くもみなぎり度を消費。1時間半の予定が約50分で箕面市役所に到着。近くのコンビニで朝食と補給食の買い出し。6時45分頃イノウエさん合流。予定通り7時出発。
2nd 箕面市役所〜妙見口
出発して約20分でイノウエさんパンク。チューブラーのスペアを1本しか持って来ていないのに早くも使ってしまう。「次パンクしたらJAF呼ぼか」と冗談も出るがイノウエさんだけ笑っていない。そこから少し行った所のコンビニでトイレ休憩。そこにいた親子ローディーに「パンクは続くよ」と言われ、イノウエさんのみなぎり度さらに下がる。妙見口には8時着。まっさんがさっちゃんにモーニングコール。私がまっさんのフリをして会話する。人妻の寝起きの声でみなぎり度アップするかと思ったがそうでもなかった。
3rd 妙見口〜日吉
いよいよ登坂が本格的になるかと思い、みなぎりスイッチオンするがそれほどでもないので拍子抜け。長くて緩い坂が続くので、長時間のみなぎり度持続がカギ。みなぎり組4人は快調に走るが、店長が遅れ始める。「日本海まで輪行しよう」とダダをこねだす。園部の線路沿いの道の駅で小休止。ここで食べた押し寿司が旨かった。雨がパラつき始める。そこから少し走って日吉駅。来週はここで輪行組と合流予定。休憩所でコーヒーを飲みゆっくりする。雨が止み少し晴れ間が見えた。
4th 日吉〜道の駅名田庄
日吉からのルートは噂通り快適なコースだった。天気が良くて気温がもう少し高ければ最高だったに違いない。19号園部平屋線も緩やかな上りで結構いいペースで上ることができる。神楽坂トンネルがピーク。そこから下り、368号。美山町役場近くの小学校でトイレを借りる。コーヒーを飲んだ上に寒いのでトイレが近い。ソフトボール大会をしていた。日本シリーズよりおもしろい。ここから周山街道。イノウエさんが親子ローディーの予告通り2度目のパンク。店長が持ってたスペアタイヤに交換。3度目はホントにJAFを呼ぶつもり。掘越峠を越えトンネルをくぐってずーっと下れば道の駅名田庄。
5th 道の駅名田庄〜若狭高浜
道の駅名田庄でおろしそばセットを食べる。星5つ満点で星4つ。大根おろし少し辛い。イノウエさんがつまようじの入れものを倒す。今日はとことんツイていない。本格的に雨が降りだす。震えながら走る。石山坂峠はカラダを暖めるために結構トバした。みなぎり度全開。ピークのトンネルを抜けたところで絶景を見ることができる。カメラを忘れたのが悔やまれる。ここから急な下りなので注意が必要。下り切ったところが日本海!ブワっと視界が開けて目の前は荒波の日本海!と思いきや海が見えたのはチラっとだけ。あまり感動を期待しない方がよい。丹後街道を少し西に走り、若狭高浜駅。来週はここから輪行の予定。しかし今回は早く着き過ぎた。現在14時30分。時間に余裕があるので東舞鶴まで走ることに。
6th 若狭高浜〜東舞鶴
丹後街道を西に走ってすぐ、海岸線に出た。テトラポットに打ち寄せる波が「ザッパ〜ン!」という感じ。曇り空で風も強い。いかにも日本海!というシチュエーションにようやく満足する。サーフィンをしている人がいた。「この寒い中アホちゃうか」と発言してしまうが、向こうも我々を見て同じことを思っているだろう。目の前に若狭富士と呼ばれる青葉山を見ながら走る。確かに形が富士山に似ていてきれいな三角形。若狭富士の南を通過すると予定外の峠が出現。最後のみなぎりパワーを振り絞って何とかクリア。しかし振り返ってもすでに姿の見えない店長がすこし心配。もし行方不明になっても「(みなぎり組に付いて来るなんて)勇気のある人だった」と後世に伝えて行こうと心に誓う。15時半東舞鶴駅到着。先に切符を買って町中をブラブラ。
7th ワインで乾杯
このツーリングの当初の計画は「旨い魚とビール」だった。しかし早く着き過ぎた為に適当な店が開店していない。仕方なく近くのワイン屋で赤ワイン2本とクラッカーとチーズと生ハムを購入。紙コップで海を見ながら、寒さに震えながら乾杯した。n原君がクラッカーの上にチーズと生ハムを乗せて食べるというオシャレなことを提案した。彼女が出来るとやっぱ違う。
8th 輪行
17時06分の特急京都行きなので16時半頃駅に戻り輪行準備。キオスクで適当にみやげを買う。もちろんビールとつまみも。電車が走り出して2度目の乾杯。電車のあまりの速さに今まで走って来たのは何やったんや、と少し虚しさを感じる。だってあとたった2時間弱で新大阪なのだ。いつの間にか眠っていて、起きたら京都駅。新快速に乗り換え新大阪。そこから自走で20時半には自宅着。総走行距離160kmでした。
9th まとめ
日本海は意外と近くに感じた。激坂が続くわけでもなかったし、みなぎり組のメンバーのペースが私にぴったりだった(約1名除く)のが要因だと思われる。「行きは自力で帰りは他力(電車)」というのが、自分の中で日本海を制したようには思えない。やはり自力で往復してこそ本当の制覇である。k本っちゃんに新たな課題を与えたところでツーリングレポートを終わります。
プランニングして下さったイノウエさん、ありがとうございました。来週も頑張って下さい。