n原効果

 19時半頃、Y中さんから電話があった。
 「今、清滝の頂上やね〜ん」と。

 なんと清滝夜練に来ているらしい。あのY中さんがである。鶴見区から旭区までなのにクルマ通勤するあのY中さんが。

 私「どっ、どういう風の吹き回しですか!?」
 Y中さん「いや〜、久しぶりに走ってみよっかな〜って」
 私「何かあったんですか!?」
 Y中さん「いやいや何もないよ〜」
 私「久しぶりの清滝はどうでしたか?」
 Y中さん「両足つったわ〜」
 私「・・・両足!?」

 電波の状況が悪く、途切れ途切れではあったが、Y中さんの声は確実にみなぎっていた。家庭のことや仕事のことでいろいろあって、最近あまり元気が無いように感じていたのだが、自転車で清滝に上れるようになったんならもう大丈夫である。元気なY中さんの声を聞いて私も少し元気をもらった気がした。

 家の窓から清滝頂上付近を見ると、みなぎりオーラを感じることが出来た。

 しかし、あのY中さんをここまで突き動かしたのは、きっとリッツ3位のn原君の影響に違いない。あの(ひつこい)Y中さんをみなぎらせるとはなかなかやるな、n原君。

 最後にY中さんが言った。

 「そーいやM君。ボク、11月3日は行けへんよ。あれウソやから。ははは。」

 やっぱみなぎってねーなー。