アタマがおっさん

 研修2日目。

 今回の研修は、とある社内資格を取る為の研修である。すなわち真剣に勉強しないといけないわけで、「授業中のヒマつぶしに」と、さっちゃんにもらったロケット鉛筆で遊ぶ時間も無く、珍しく真面目に取り組んでいた。

 こういった研修をしていて、最近良く思うことがある。

 ・・・アホになった。

 今回の研修でもそうだが、簡単な計算問題が出る。微分積分とか図形の面積とか、そんな問題では無い。非常に簡単な掛け算と足し算程度のものである。しかしなかなか答えが出ない。算数だけでは無い。マルペケ問題の引っ掛けにいとも簡単に引っ掛かるのである。読解力も落ちた。

 「アタマが凝り固まった」感じである。

 門真の運転免許試験場などで、中高年のおっさんおばはんが、たっぷりあり過ぎると思われる試験時間をフルに使っても全部答えられなかったり、携帯電話の機能の10%ぐらいしか使いこなせない有り様を見て、「どんくさいのー」と思っていたのに、まさに自分がそうなりつつあるのである。

 『大人の計算ドリル』とか『大人のDSトレーニング』とかで回復できるだろうか。ああ、歳は取りたくない・・・。