昨日は嫁の誕生日だったので、子供を実家に預けて寿司を食べに行った。
回転寿司なんだけども少しランクが上の感じで、皿によって値段が違い、最高は一皿860円(!)という庶民には少々キツイお値段である。板前さんがいる厨房もオープンで、機械ではなく100%人の手で握っている。
本格的な寿司が庶民にも取っ付きやすいスタイルで楽しめて、なかなか好感がもてるお店だった。来年の誕生日にはまた行きたいと思う(来年かよ)。
寿司屋とか居酒屋とかラーメン屋など、厨房が客席からオープンに見えるお店っていうのは、どうしてもそっちを見てしまう。もちろんお店側もそれを狙ってオープンにしているのだと思うけど、私の場合、何故かそこで働く人たちの人間関係や上下関係を妄想してしまう。
この人は社員やろかバイトやろか。
歳はいってそうやけどペーペーやな。
あの人が一番権力持ってそうやな。
この人は巻物担当やな。
コイツあのバイトの女の子に興味あるな。
そんなことを考えだすととても楽しい。少なくとも機械に握られた寸分違わぬ寿司よりも、人の感情や温もりが伝わる寿司の方がおいしいなと思った。まあ当たり前のことなんだけど。