梅雨も明けたようで、物凄い日差しのおかげでウチの工場はサウナ状態。温度計を見たら40℃を越えてたので仕事をほっぽり出して避難してきた。
昨日は夕方から実家近所の神社で行われる夏祭りに子供を連れて行って来た。ずっと昔から行われているお祭りで、大した催し物があるわけでもないのだけど、神社の周りに建ち並ぶ夜店が子供心にすごい楽しみで、もう亡くなってしまった祖母にいつもより多い目の小遣いをもらってブラブラしたもんである。
私がまだ子供だった頃に比べたら明らかにまばらになった夜店に少々寂しさを感じながら、今度は自分が息子の手を引いて歩いているだなんて何だか感慨深くなってくる。目を輝かせてハシャいでいる息子や、クラスの男子を見つけてキャーキャー言ってる女子中学生なんかには、これがリアルスケールの「夏祭り」であって、その他の何物でもないのだろう。夏祭りの規模が小さく感じたのは、ただ単に私が大きくなったからだろうか。
これからまだ1ヶ月以上も続く夏休み中なワケでもないし、人ごみの中に後姿を探す片想い中なワケでもないから、今年の夏祭りなんて特に楽しいものでもなかったけれど、孫の喜ぶ姿を見てこれまた喜ぶオカンは楽しかっただろうと思う。少子化でいつまで続くかわからないらしいがオカンが生きてる内は続けて欲しいと思う。そして息子に多めの小遣いを渡してやって欲しい。パパはローンで小遣い無いから。
「夏と冬どっちが好き?」と聞かれることがよくある。どちらということもないし、そんな質問をしてくる人も別に私がどちらが好きでもいいだろうからテキトーに答えるのだけど、やはり夏の方がいろんな思い出があって、若かりし頃の”アマズッペー”出来事はだいたい夏に起こったような気がする。
今度の8月12日に開催される浴衣パーティーは、呑んで騒いで花火でもやって、そんで最後に「今年の夏も終わりだね・・・」なんてセリフが言えたらいいなと思う(笑)。