若い男性のお客さんが来店され、とある修理を依頼された。その修理内容の詳細をここで書いても仕方が無いので書かないけど、まあ我々にとっては良くある故障で、簡単に修理可能なものである。
ところがそのお客さんは「自分なりに何が悪いのか調べて来たんですよ〜」と言い、私にA4用紙約20枚程度の結構な量の紙束を手渡すのだ。見るとそれは某大型掲示板サイトの書き込みをただひたすらプリントアウトしただけのもの。
「ボクと同じクルマに乗ってる人とネットでやり取りしてたんですけど、結構同じ故障で悩んでる人多いみたいですね〜」だって。
そんなもんネットでコチョコチョやってんとさっさと持って来たらええのにそうやって同じ故障仲間と妄想ばっかり広げて何が楽しいねん。
心の中ではそう思いながら、ひたすらそのお客さんの話しを聞いている私の表情はまさに
(^^;)
だったに違いない。
しかしホントにこういうお客さんが増えた。もっと生身のお付き合いをして、目と目を見合って話そうではないか。ネットの会話は一方通行。会話のような気がしているだけ。イヤになったら逃げればいいだけだし、興味のある話題にだけ首を突っ込むことができる。絶対一方通行。
このお客さんだけではないけど、実際に会って接客していてもなんか一方的に話してくる人が増えた。もっと外に出ようよ。そして人の目を見て話そうよ。
自分も気をつけよう。