「清滝アタッカーズは下りもアタック!」なんて書いたことがあるけど、撤回しようと思う。やっぱり下りアタックは危ない。
下りのタイムを縮めようと思ったら、「恐怖との戦い」ただそれだけである。ある程度のテクニックにより速くなることは出来るが、そこから先はどう努力しても大して速くならない。恐怖に打ち勝って危険と隣り合わせになるしかない。
ただし「下りは気持ちイイ」というのは確かにあるので、そういうダウンヒルが出来るように練習することは大賛成である。
毎日清滝を往復しているとおかげさまで、下りを「怖い」と思うことはなくなって、ワインディングを楽しめるようになった。荷重移動とか目線とかでホントにバイクの挙動が変わるし、「今のヘタやったなー」とか「今のコーナーリングは芸術やな〜」なんて思えるようになった。
「下りキライ」って言う自転車乗りって結構いて、クライマーなんかに多いような気がするのだけど(まっさんもキライって言ってた)、私もその気持ちはワカランでもない。ブレーキをずっと握っていたり、腕や肩に力が入ったりして疲れるし、何よりも怖い。下りで一度でもヒヤリとしたことのある人なんかは尚更である。
でも、それらは練習することによって克服出来ると思っている。上りの練習はタイムを縮める為だけど、下りの練習は気持ち良くなる為である。清滝を下りながら思わず「ヒャッホー!」って言ってしまうこともぶっちゃけある。「このまま羽根広げたら梅田ぐらいまで飛んで行くやろなー。わはははー!」なんて。
「清滝アタッカーズは速い」ではなくて「上手い」にしよう。そうしよう。
「清滝が上手い」
うん、なんかエエやん。