ミッキーマウス弁当


 
 こころ(6歳)が遠足のためキャラ弁制作。リクエストにお応えしてミッキー。自己採点72点。どうもコレジャナイ感が否めない。キティちゃんでもウサハナでもなんでもそうだが、イラストでは簡単に見えるキャラクターに限って難しい。輪郭、目や鼻の位置や大きさ、パーツのスケール…。どれか1つでも違うと全然別物になってしまう。
 
 「キャラ弁・ミッキー」とでも画像検索すればそれこそ腐るほど素晴らしいミッキー弁当を見ることができるが、どれもこれも上手すぎる。カンペキな黄金比で構成され、芸術作品だと言っても過言ではないキャラ弁が満載である。しかしあれだけ上手だと、私は食べるのに躊躇するだろう。あくまで食べてナンボの弁当である。昼までに腐ってしまったりしても論外だし、そもそもどうやって弁当箱のフタ閉めるねんという作品も多くある。
 
 所詮幼稚園児の弁当だという基本理念をしっかり持っておかなければ、ブログにアップして自己満足を得るだけの工作になってしまう。私はキャラ弁を作るとき、頑丈に作ることを意識している。どうせリュックに入れたまま飛んだり跳ねたりするに決まってるので弁当が受けるダメージは甚大である。いざお弁当の時間になってフタを開けてみたら中身がぐちゃぐちゃになって何のキャラだかわからないようになっては本末転倒である。
 
 今回ミッキーの鼻には黒豆を使用したが、うまく接着できなかった。おそらくお昼にフタを開けた時点で外れている可能性が高いので、黒豆の下にもう一つ海苔で鼻を作ってあるのだ。これで何があってもミッキーはミッキーのままである。周りに敷き詰めたおかず達も無造作に詰めてあるかのように見えるがこれはミッキー本体を守るショックアブソーバーになっている。チクワはそのままだと減衰力が弱いのでキュウリを入れてバネレートを上げた。
 
 オレのミッキーよ、なんとか昼の12時まで持ちこたえてくれ(笑)。
 

ミッキーマウス弁当” への2件のフィードバック

  1. 科学的キャラ弁制作本とか、副業で一冊かけるのでは?
    関係ないですが、コメント欄がかっこよくなっていますね。

  2. kondouさん、ありがとうございます。キャラ弁は“手の抜きどころ”が難しいです。やればやるほどドツボにはまっていく感覚がやめられません(笑)。

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