水を背負う


 
 最近なんだか散財傾向。今シーズンに賭ける意気込みと、モチベーション維持の為だと思って自分を納得させる(笑)。
 
 NAMくんがいつも練習の時に背負ってる小さいリュックがええな~と思ってた。ジャージポケットに入り切らない工具やスペアパーツ、温度調整のちょっとしたウェアや雨具なんかを入れておくのに最適。これさえあれば少々遠出しても出先で不便することもないだろう。100km超を走る時、(自分の場合)一番気になるのがトラブった時と天候が変わった時だ。
 
 強い彼を支える要因の一つに、どれだけ遠くまで走っても、「これだけ揃ってればなんとかなる」という精神安定材料が整っていることが挙げられる。「クルマの免許を持ってない」というのも大きいだろう(笑)。我々はついついクルマでデポすることを考えてしまうが、ハナっからその選択肢がないわけだ。かと言って大きな荷物を抱えて走るわけにはいかない。クルマに甘えた我々は、彼のパッキング能力を見習わなくてはいけないと、常日頃から思ってた。
 
 昨日は仕事が休みで走る時間を作れたので準備して家出したけど、特に行き先を決めてなかったのと、タイヤのエアを補充し忘れたり、テンションが上がりきらなかったり、なんかネガティブキャンペーンが開催されてしまって、市街地をぐるりと走っただけで帰路へ。木馬でちょっとお茶。そのとき偶然見つけたのが画像のコレ。
 
 ハイドラパックなので水を入れるビニール袋が付属してるけど、取り出して普通にリュックとして使うつもり。実はぼく、この「水を背負うシステム」がどうも好きになれない。
 
 通勤に使ってるドイターも水を入れられるようになってて、いっぺんMTBで使ったことあるけど、水がどれだけ残ってるかがわからんというのが精神衛生上とても良くない。なんかヒヤヒヤするのよね。突然水がなくなったらどうしよ~みたいな。自転車にはボトルを付けられるので別にいらんかなーと。多分トレランとかハードな山行をする場合には重宝するだろう。いちいちリュックを降ろして水を飲むってのは、装備が立派になればなるほど面倒くさいと思うので。
 
 というわけで、これから春先に向けてウェア選びが難しくなる時期のロング練習に、これは重宝してくれるだろう。せっかく買ったので各週末ぐらいはロング行きたいね。
 
 
 1月9日(月・祝)晴れ。近所15km(笑)。
 1月10日(火)晴れ。ワケあって通勤片道だけ。