今に始まったことではないが、ロードバイクで市街地を走っていると、ホームセンタースペック程度のMTBに乗った中学生に、後ろにぴったりつけられたり無理な追い越しをされたりする。最近とっても多い。
こっちは無視して一定ペースを維持してるだけなのに、車道に出たり歩道に上がったり、挙句に信号無視してクラクション鳴らされたりして見てるこっちが怖い。ええからさっさと行ってしまえと言いたい。仲間だと思われたらかなわん。ちょっと前までは私もムキになって抜き返したりブッチぎったりしていたが、そんなことをして自分が危険にさらされていてはアホらしい。
先日も勝尾寺に向かっている最中にランドナーに乗った中学生(彼の場合はちゃんとした自転車乗りだったので無謀運転はしなかったが)が話しかけてきたが、中学ぐらいの年頃というのはロードバイクに興味があるのだろうか。好きな子にイタズラしてしまうように、ちょっとでもお近づきになりたいその表現方法の裏返しが、無意味なバトルの申し込みになってしまうのだろうか。
そんな挑発を無視し続けていたら、「ふん!オレより遅いくせにカッコつけやがって!」みたいな背中を見せながら遠ざかっていく。まさに好きな子に告白して無視された時の中学生である。「お前よりもっとええ女おるわい」である。かといってちょっと本気出して付き合ってやったらすぐに音を上げる。
「ぼ、ぼくが求めてたんはそんなハードなことじゃなくてもっとソフトな・・・・いろんな服着て楽しむみたいな・・・・コスプレとか・・・・」
まあここまで私がしてきた中学生の反応は妄想(ていうか偏見)でしかないが、多感な中学時代を経験した私が言うのだからほぼ間違いないだろう。中学時代の自分を今思い返してみると、思わずキーボードを叩く指が止まるほどの恥ずかしい思い出で一杯なのである。
現在の中学生がどんなことを考えどんなことに興味を持ち、どんな夢を持っているのか、それは個人個人によってもちろん違うと思うが、それらのすべて(すべてとはいかないまでもそのほとんど)が、大人になってから思い返すと赤面してしまうことばかりなのだ。決して「意味がないことだ」とは言っていないけど、ローディーにバトルを申し込んでいることを赤面する時代がきっと来る。
誇りと自信と若さに溢れた遠ざかっていく背中を見ていると微笑ましくてタマランのである。ああ中学生ってオモロ。
自分の子供が中学生になるのももうすぐ。
信じられませんな。
どんなふうになるのか楽しみです。
●kondouさん
自分の子供が中学生になったらまた違う視点で中学生を見ることになるんでしょうね。今は中学生がグレたり反抗したりしてきても「はいはい」てな感じですが、自分の子供だとまた違う捉え方になるのでしょうか。子供の成長はいろいろと楽しみですね。
●ローラーあにきスイマセン。
スパムと間違って消してしまいました。
中学生以降は金かかりますよね・・・。覚悟しています。
ていうか子供手当てだけは早よせい!と言いたいです。