今シーズンベスト

 大量の洗濯物を干し、子供達を幼稚園に送り出し、赤ん坊と二度寝を決め込むヨメに1時間半の自由時間を頂き、ダッシュで着替えて清滝峠へライドオ~~ン(久しぶり)!!
 
 9時半家出。通勤ピークを過ぎたR163は走りやすい。アップのつもりでギンギンにトバす。エエ感じで温まる。というより今日はとっても温かい。夏用ジャージにウォーマーだけで十分。
 
 「いいタイムが出るやろな」という日はある。今日がそれ。脚は軽いしスピードのノリも良い。念のため止まって確認するが“追い風ではない”。
 
 清滝スタート地点に着いて、スペアタイヤとかライトとか工具類を全部秘密の場所へ置く。推定7.4kgの決戦用にして、いざスタート。
 
 今日の作戦は「イケるとこまでイク」。余計なことを考えずに最初からトバしまくる。もちろんアウター。とりあえずホテル前まで死ぬ気で行く。どうせホテルから以降はいつも無我の境地になって覚えていないのだ。ならばホテル前までの作戦で十分。後は知らん。
 
 ソメカワ自動車前までアウターを踏みまくる。早くも心臓が口から飛び出そう。酸素も少なくなってまずは脚が別人のようになる。3回ほど深呼吸して脚に酸素を送り、インナーに入れてクルクル回す。
 
 電通前から苦しくなる。今までならホテル前まではイケたのに、もうここら辺でダメ・・・・。軽いギヤにして休憩。1秒だけ顔を上げて前方の安全を確認したら、そこから10秒は下を向く。10秒経ったら1秒前方確認。それの繰り返し。下を向いた方が腹筋にチカラが入りやすい。だけど安全運転推奨委員会会長としてはオススメできない。
 
 ホテル前を通過した頃から踏む。39X19で立ち漕ぎも入れる。つづら折れに入ってから苦しさはさらに増す。苦しくて苦しくて顔が歪む。工事現場のオッサンが何事やとコッチを見ているが構うもんか。ハアハアしすぎてアバラ全部折れるかとおもたし。
 
 最後の直線でアウターに入れようとしたがチェーンが上がらん!最近インナーからアウターへの変速の調子が悪かったがこんな大事なトコで出るか。仕方がないのでインナーのまま順々にシフトアップしてゴールスプリント。こういうときはイキナリアウターにほり込んだ方がスピード上がるのにもったいない・・・・。
 
 気になる時計は今シーズンベストの11分05秒。速い人に比べたらまだまだやけど、このタイムはカナリ嬉しいタイム。最近調子が上がって来てたのでアタック前から手応えはあった。心体共にアタック日和だったと思われる。こういうことは年に何度もない。
 
 とはいえ速い人はコンスタントにコレぐらいのタイムを出されるので、今日のこのタイムの「マグレ感」は否めない。ホテル前までモガキ続けられない心肺と筋力、そしてアウターに上がらないフロントの変速。まだまだ伸びしろはあると思って精進したい。
 
100421_1023~01
 
 清滝最速バイクは、アメ車でもイタ車でもなく、日本車かも。

今シーズンベスト” への2件のフィードバック

  1. ベストタイムを更新できるのは、辛いこと嫌なこと全部吹き飛んでしまうぐらい嬉しいですね。
    走る前から、今日はイケそうという感覚、わかります。

  2. ●kondouさん
    >嬉しい
    ほんとそうですよね。特に伸び悩んでるときなんかだとカナリ嬉しいです。
    この調子で殻を破れたらいいんですけど。

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