常に先を見ながら

 王滝が終わったら次はアバンチュールの乱である。午前の部は「勝尾寺の乱」。午後の部は「浴衣の乱」。とりあえずお店は押さえました。去年と同じです。今年は違うお店でしようかなと思ってたけど、試しに電話してみたら去年の浴衣の乱のことを覚えて下さってて、気分が良くなってそのまま予約・・・・(笑)。詳細はまた後日お知らせします。ていうか誘ってもないのにヨメが「浴衣新調しよ♪」と言うてるのが気になりますが。

 

 で、アバンチュールが終わったら乗鞍。それまでには清滝10分台で走れる脚を戻さなければ。通勤はピストメイン、休日は逆瀬川メインで。深酒は控えて体重は63kg台に。機材はそのまま。特に不満無いし。

 

 それ以降は今のところ未定。オキナワも未定。多分8月に入ったら申し込みが始まると思うけど、なんか気持ちが揺れてるなあ。

 

 大きなイベントやレースが近付くと、自分でもなんやねんと突っ込みたくなるほど気持ちの揺れが大きくて、「やったるで!」という自分と「なんで申し込んだんやろ」という自分がいる。

 

 少ない小遣いやりくりして、ヨメコドモなだめて、土日休む為に四苦八苦して、やっぱりソコソコの成績で走りたいから練習して・・・・。そうやってまでレースに挑むそのモチベーションはどこから湧き出てくるんやと、自分に問うてみたい。

 

 ちょっとハナシ飛ぶけど、以前ヨメに、「もし3人目できたらどうする?」と聞かれたことがあった。もちろんそんな予定も根拠も無いのだけど、そう聞かれたときに思わず「そうなったら大手を振って自転車やめれるなあ」と思ってしまった。今よりさらに小遣い減らされて、自由時間も減って、さらにヨメが働きにでも出てしまったら、それこそ自転車レースなんかに興じている場合ではなくなる。

 

 レースやイベントに出ると、エントリーフィーや宿泊代や高速代やガソリン代やパーツ代にお金がかかる。1回レースやイベントに出なければ、それら丸々貯まるわけだ。お金だけではない。時間も節約できるし仕事にも没頭できる。「じゃあやめればいいやん」とヨメは言う。正論である。義務でもなんでもないのに、レースやイベントに出ることが義務化されているような錯覚。その義務から解放される為に、3人目という言い訳はサイコーなのではないか。「3人目できたから・・・・」と言ってしまえば、独り走りしている“M君”から解放されるのではないか・・・・。

 

 とまあこんなこと言うてますけど、結局この類の悩みは、自転車に乗っているときに解消されるわけで、自転車あってのジブンだし、M君でもある。そして、自転車あっての自転車友達である。

 

 自分で言うのもアレだが、私も自転車乗りのレベルが上がってきてるのかもしれない。イベントなんかは木馬任せでお金さえ出してれば勝手にエントリーしててくれるし現地まで連れてってくれる。だけどそういう「お任せ感」が、自分にとってお腹一杯になってきたのかもしれない。自分のペースが上がってきて、木馬ペースに合わせるのが正直しんどくなってきてる。

 

 集合したらサッと出発したいし、レースが終わったらサッと撤収したい。サッと撤収できれば家に帰るのも早くなるし、ヨメコドモも喜ぶし、翌日の仕事にも差し支えない。交通費も宿泊費も自分1人(ないしは2~3人)だったらもっとシェイプアップできるだろう。いつまでも独身者と同じように遊んでるわけにもいかないし、妻帯者には妻帯者なりの楽しみ方を、そろそろ木馬任せではなくて自分でやっていかないといけない。

 

 名前出して申し訳ないけど、ローラーあにきとかマックあにきとか、宿とったり段取りしたり、その辺がとてもスマートやなあといつもご一緒するたびに思う。ご両人が木馬イベントに参加されると必ず、「ソコまでやってくれるんかい」と驚かれるところを見ると、やっぱり木馬イベントって出来過ぎなんですよきっと。

 

 いつまでも木馬に甘えててもアカンのかなと思います。イヤこれからもお世話になるんですが(笑)。