自転車通勤時、信号待ちで横に並んだノーヘルのロード乗りが、青になった瞬間私の前へ飛び出して来て「ついて来れるか!?」みたいなオーラを背中からバシバシ出しながらぐんぐんスピードを上げることがある。
私はチームメイトとか、ある程度集団走行の経験がある人以外の後ろに付くことは避けているので、当然そんな誘いに乗ることはなく、そいつが急にコケても安全に止まれる車間距離を開けて走行するので何も問題はないのだけど、MTBで通勤するようになってからそんなヤツにカラまれることが多い気がする。
私の自転車を見て、「へっ、MTBかよ。オレのロードバイクの方が速いぜ!歩道を走りな!」なんて思われているのだろうけど、私もそいつのノーヘル姿やペダリングするたびに左右に揺れる車体を後ろから眺めながら、相手の自転車歴やレベルなんかを判断してしまう。
接客とかの研修を受けた事のある人は聞いたことがあると思うけど、「人間は約8割が初対面の人を外見で判断するから身だしなみは特に大切」ということだから、やはりキャリアに荷物を積んでいるMTBなんかは遅く見られるのだろうか。そういえばクラクションを鳴らされる機会も増えたような・・・。
自転車乗りに対して「速く見えるようなカッコ」っていうのはなんとなくわかるけど、一般人に対してはどんなカッコが「お、コイツ速そう」になるのだろうか。ノーヘルでノーブレーキのピストなんかがイイんだろうかねー。