100km

1545622_559338287482664_1118423198_n
 
 珍しく火曜日が休みとなり、特に予定もなく天気も安定していたので墓参り兼ライドへ。宇治までは川沿い平坦路で。宇治からはサイクリストおなじみのちきんはうすで昼ごはんを食べようと思い立ち自衛隊コースへ。
 
 特に食に興味のない人間なので、出先で美味しいお店をスルーしたり、せっかくの補給もコンビニで適当に済ませたりするタイプである。そんなサイクリストだから、ライドそのものの楽しみと言えば、距離を伸ばすことであったり、獲得標高を稼いだりであったり、新しいルートを模索することだけであった。
 
 ところがこの日は、「ちきんはうすに行こう」と思ったその時から、最も最短のコースや、適度に斜度があるコースや、走ったことのないコースなどをグーグルマップで検索している自分がいた。何よりもその目的地に向かう意識がペダルを踏む脚に力を入れさせた。こういう感覚は、久しぶりというか初めてというか、なんだか新鮮な気分がしたのだ。
 
 自分自身、食にこだわりの無い人間だから、そういうことがライドのモチベーションになるなんて思っていなかったのだが、やはりそこは動物なのか、目の前にニンジンをぶら下げられると頑張ってしまう本能が出てしまったわけである。これからはそうやてモチベーションを維持することも考えていこう。
 
 そして肝心のちきんはうすであるが、お昼どきということもあって店内は混雑していた。とはいえすぐに席に案内され、オススメされるがままに日替わり定食を注文。新鮮な鶏肉の本来を味を損なわないような薄目の味付けになっており美味しかった。しばらくするとカップルのサイクリストさんたちが入ってこられ、やはり自転車乗りの来店も多いのだなあと思った。まあ立地がローディー好みの場所にあるってことも加味しているのだろう。
 
 ライドのほうは久しぶりの100kmとなり、脚もお腹も満足した一日だった。

新春逆瀬川アタック2014

 今年も恒例新春逆瀬川アタックに有志8名と共に行ってきた。今年は例年になく気温が高くて積雪も凍結もなく、何年かぶりに一軒茶屋まで登り切ることができたわけだが、毎年「凍結で登れるわけがない」と決めつけていたココロにはとってもしんどかった。
 
 新森ロータリーに6時半に集合。上はヒートテック2枚重ねと木馬冬ジャージ。下はヒートテックタイツに裏起毛長レーパン。シューズカバーにネックウォーマーと耳バンドを装備したが、少し重ねすぎた。8時過ぎから登り始めて盤滝トンネル分岐でシューズカバーとネックウォーマー、耳カバーを外す。この場所で気温5℃。暑い。普段の自転車通勤よりも暑い。相変わらず六甲は天気が読めない。
 
 ガーミン先生によればストップ時間も含めて68分という情けない数字ではあるが、自分なりには最後までヘタらずに登れたのではないだろうかと思う。ギヤは終始39X23。ラストの25Tを使うことはなかった。激坂対策のためにコンパクトドライブ導入を考えていたが、脚の無い状態でギヤだけを軽くしても遅くなるだけなので、しばらくはこのままでいこうと思う。
 
 若干1名が原因不明のデキモノのために登頂不可能ではあったが(笑)、なんとか全員トラブルなくこの新春逆瀬川アタックを攻略することができて良かった。今年も良い1年になりそうである。
 
 
 12月28日(土)…仕事納め。そのまま会社の忘年会。奈良泊。
 
 12月29日(日)…午前中は二日酔いと闘い、午後から勝尾寺アタック。
 
 12月30日(月)…朝から回転木馬の餅つき大会にお呼ばれ。午後からはダラダラ。
 
 12月31日(火)…大掃除。
 
 1月1日(水)…嫁実家へ挨拶。
 
 1月2日(木)…自分実家で新年会。
 
 1月3日(金)…自分親戚へ挨拶。
 
 1月4日(土)…仕事始め。

リハビリライド(ただし平坦のみ)

1375007_521891937893966_486235095_n
 
 先日水曜日。謎の体調不良により関節痛が続いていて運動は避けていたのだが、逆に適度に動かしたほうが良いのではないかと久しぶりにコルナゴに跨る。まだまだ踏み込んだり立ち漕ぎしたりすると膝や肩が痛いのでゆっくりと平坦を走る。
 
 自宅から淀川河川敷を枚方大橋まで走り、橋を渡り対岸を戻ってくるという、昔々に回転木馬でやっていた朝練のコース。あの頃はまだ私も独身で、朝練はもちろんのこと、移動手段はほとんどピストだった。今思えばあの頃が自分史上最速だったかも(笑)。
 
 風も強くて雨もパラパラと降ってきて、のんびり走りたいリハビリとしては思わぬ事態となってしまったけど、まあ久しぶりの自転車でストレス解消にはなったかな。100円橋と堤防を結ぶ連絡橋が新設されており、今までは堤防から100円橋に乗るには一度堤防を降りてから再度急斜面を登らないといけなかったので随分と便利になった。これもおそらく、お隣の赤川鉄橋が歩行者通行止めになることによる対応策なのだろう。タマにしか利用しない私にとっては便利だが、毎日赤川鉄橋を利用していた人たちにとっては焼け石に水みたいなものだろうか。
 
 その赤川鉄橋は今月末で閉鎖となるそうだ。この日も閉鎖を惜しむファン(?)が写真を撮ったりして結構な人数の方々がいらっしゃった。明日26日土曜にはイベントも行われるらしい。イベントに参加して涙ぐむほどの思い入れも無いが、高校時代の部活やマラソンの練習では何度もお世話になったし、何度も色を塗り替えられたり、板敷きが鉄板に変更になったりと、時代と共にいろんな変貌をこの目で見てきた者としてはそこそこ感慨深いものもある。
 
 そんなことを思いながら自転車を漕いでいると、関節痛が少しマシになった。
 

KOM活動

 STRAVAにおけるKOM(キングオブマウンテンの略)活動がマイブームである。清滝峠や十三峠などの有名どころは私がどうあがいても届かないタイムになってしまっているのでどうしようもないけれど、マイナーな場所ならばこんなワタクシでもKOMが可能な場所がある(笑)。
 
 それは通勤帰りの阪奈道路。生駒ICから阪奈TOPまでの緩やかな登りである。距離にして2.3kmということなので大した坂でもないんだが、数ヶ月前にちょっと頑張って漕いでみたらあっさりKOMを獲得することができたのだ。赤い水玉グッズが好きな私にとって、まるで降って湧いてきたようなものであれ、“キングオブマウンテン”の称号が嬉しくないわけがない。それ以来、通勤帰りにここを通るたびに、
 
 「オレはこのコース最速のオトコなんじゃい」
 
 という、ワケのわからん自信に満ち溢れた状態でホクホクしながら走っていたのである。
 
 ・・・・ところが王座は長くは続かなかった。
 
 先日STRAVAのページにログインすると、「KOMが盗られちゃいました!」的メッセージが。見てみると、見知らぬローディーが私の最速タイムを20秒ほど短縮してKOMに輝いているではないか。
 
 いやいや、こんなもん所詮はゲームである。こんなことで熱くなってどうするんだと言い聞かせている自分もいれば、悔しがっている自分も正直いる。いやいやゲームだゲーム。もしかしたら原チャリかもしれんぞ。
 
 根も葉もない疑いをかけられて見知らぬローディーも災難である。ここはやはりKOM奪還のためにがんばろうではないか!ということで、昨日の仕事帰りにアタックしてみた。
 
 なかなか調子が良くて、こりゃイケる!と思ったのだが、自己ベストは更新したけどKOM奪還には至らず・・・・。
 
 ま、仕事帰りで荷物も背負ってるしな(←負け惜しみ)

2

通勤アシスト

1904186917_252
 
 今日は西やんが通勤アシストに来てくれた。合流するや「プレゼントです」と渡されたもの。
 
 フライトデッキ様専用USBドングル
 
 ガーミン先生に寝返った今、これが必要なのかどうなのか私には理解不能だが、今日久しぶりに見た西やんのロードバイクからはフライトデッキ様の痕跡も無いぐらいに取り外されておったところを見るに、「もうオレいらんからあげるよ」的香りがぷんぷんする。西やんありがとう。これでフライトデッキ様アップデートとか走行データのダウンロードとか色々できるわ。ありがとう~~。これからも精力的なフライトデッキ様の開発をタノム。島野よ・・・・。
 
 というわけで、私の荷物を増やした所でスタート。普段アウターで登っているけど、今日はインナー解禁で登ってみた。やはり効果はあったみたいで、通勤アシストでは毎年やられておったつづら折れからのアタックを今日はやり返してやった。西やんお腹のお肉が重たそうである。
 
 来週はクレフィール、そして再来週はいよいよ内灘である。がんばってこー!

2

逆瀬川~一軒茶屋

944278_457168417699652_955317707_n
 
 6月5日(水)…何年ぶりか思い出せない一軒茶屋。過去ログを紐解いていくと2009年以来となるようだが定かではない。コルナゴC59で登ったのは今回が初めてではなかろうか。毎年新春逆瀬川アタックと称して真冬の早朝に有志が集まるが、凍結により一軒茶屋まで登れたことは一度たりとも無い。ていうか登る気など始めからさらさら無いことは言うまでも無い(笑)。
 
 TTバイク組み上がりまでまだしばらくかかりそうなので、チームTT練習に参加できない罪滅ぼしとでも言おうか、自分だけ休んでいる焦燥感と言おうか、まあこの時期は毎年そんな気分に陥ったりするもんで、ここはヒトツ、一軒茶屋まで登ってやろうではないかと思い立った次第である。
 
 なるべくギヤを使いきらずにじっくりと登る。やはりここは厳しい超1級山岳である。何度も心折れそうになるが、頑張って登り切った。一軒茶屋は誰もいなかった。あそこももう少し景色が良かったら長居しようかとも思うが、登り切った感動もそこそこにそそくさと下る。
 
 6月6日(木)・7日(金)…仕事研修のため練習できず。
 
 6月8日(土)…通勤アタック。メンバー3人はTT朝練をやってたみたいだが、まあこっちは普通のロードバイクだしええか~と朝練には参加せずに普通に通勤。そしたらあとで分かったことだけど、なんとテンパパさんを加えて4人で練習していたようだ。テンパパは普通のロードバイク。無謀というかチャレンジャーというか、なんともその意欲には脱帽である。
 
 で、普通にローテーションに加わってたとのことなので、おそらくメンバーは私の暗黙のうちにクビにして、テンパパを招き入れようとしているのではないだろうか・・・・!
 
 先日木馬へ行って詳細を煮詰めるために組立途中のTTバイクに跨ってみたが、跨っただけでわかる。「これはカルク45で巡航できる…!」と。オレをクビにするならTTバイクが組み上がってからでも遅くはないぞと、メンバーに言っておきたい。ていうか、たのむからクビはやめて。

ガーミン監督

1900400440_99
 
 悩みに悩んだが、やはり今年のオレは一味違うぜというところを見せたかったので(?)、ガーミンedge510導入。Bluetooth機能が搭載され、スマホとリンクして走っている場所がリアルタイムにwebにアップされるというしくみ。チームTTの監督(未定w)がそれを見て、誰が練習してるかを確認。一時もサボれないという、ドMな代物である。
 
 今までガーミンユーザーではなかったので、心拍センサーやスピード・ケイデンスセンサーもポチったろかなと思ったんだが、もともと心拍計はつけないタイプだし、ケイデンスもあんまり気にしない。速度もGPSを拾ってきちんと表示してくれるので、正直言うとシマノのフライトデッキ様には引退して頂こうかなと思っていた。しかしこれを外してしまうとシフトチェンジができない。シフト位置もわからない。しかもDi2のバッテリー残量もわからなくなってしまうという、シマノ様の術中に陥ってしまった感バリバリである。
 
 画像のようにサイコン2つ積みとなってしまって少々ブサイクだが仕方がない。新しいおもちゃを手に入れて機嫌が良いのだ。

久しぶりの休日ライド

1900029286_110
 
 4月23日(火)。なんだかほんと久しぶりって感じの休日ライド。小学生x2、保育園児x1、パートタイマーx1を送り出してからコルナゴで出発。とりあえず勝尾寺へ。アウターで登り始めるも、途中でしんどくなってインナーへ。中盤とゴール前で斜度がきつくなるね。久しぶりやからそんなのも忘れてた。勝尾寺で記念写真(笑)。果たしてこの場所で何人のローディーが写真を撮ったことだろう。
 
 境内からは僧侶が集団でお経を唱える声が聞こえてきて荘厳な雰囲気。なんか怖いのでそそくさとその場をあとにする。箕面の滝方面へ下り、これまた久しぶりに猿に遭遇し、下りきってから五月山公園の前を通りR176へ。宝塚から逆瀬川へ。
 
 当然、一軒茶屋まで登ったろという意気込みでスタートしたんだが、「そうだ ぼくは クライマーでは ないんだ」という天の声が聞こえてきて、甲寿橋で左折、ビューンと下ってR2をひたすら大阪方面へ漕いで帰ってきた。76kmほど。
 
 100kmって大変やね。どこをどう繋いで100kmルートを作ったらええかわからんようになってきた(笑)。
 
 
 4月24日(水)。朝から雨。諸事情で都島医療センターへ。昼までそこで過ごして、午後からパンクしたままの子供の自転車を近所の自転車屋へ持って行く。どうやら空気圧不足のリム打ちパンクだったようで、サイクリストの子としてはこっ恥ずかしいパンクの仕方である。以後きちんと指導したいと思う(笑)。
 
 夕方からは生命保険のおばちゃんと今後の相談。それが終わると帰ってきた小学生とwii対決。なかなか充実した連休であった。
 

ラン10km~ローラー60分

74661_404714039611757_1920290767_n
 
 5時起床5時半出発。自宅から河川敷、豊里大橋~赤川鉄橋1周コースから脚を伸ばして桜宮高校前を通り毛馬へ。大川沿いで帰宅の約10km。1時間以上かかった。まあスピード練習ではないから別にいいけど、せめて1時間は切りたいな。
 
 帰宅してから家事をこなし、家族が全員出払ってから部屋ローラー。おかずは録画しておいた『トランスフォーマー』。毎週テレビでやってるCGアニメのトランスフォーマーは子供と一緒にタマに観てるけど、実写版(とはいえCGが多いw)映画は初めて。なかなかおもしろかった。
 
 やっぱりスポーツカーがカーチェイスするシーンに熱くなってしまうのは私がスーパーカー世代だからだろうか。派手なカーチェイスの末にロボットに変形して闘うんだから、男の子が萌える要素がぎっしりである。特にバンブルビーが化けるカマロがカッコ良すぎ。思わず中古車の値段を調べてしまった(笑)。
 
 クルマが好きなんだなと改めて思う。アメ車には縁もゆかりもないが、それでも一度は所有してみたいと思うあの魅力はなんだろうか。当然買ったからには燃費など考えずにブンブン転がさないといけない。メンテナンスもできる広いガレージも欲しいし、それなりのファッションもしたいし、できれば助手席に美女も欲しい。
 
 私のような庶民には到底手の届かない生活環境が必要だ。クルマそのものの魅力もさることながら、クルマを所有するにあたってのそれら全ての環境に憧れるのだろう。どれかひとつだけなら達成できないこともない。カマロの中古車はちょっといい国産車並の値段で売っている。だけどそれはなんか違うんだよなー。トータルコーディネートしてこそなんだなー。
 
 やっぱり日本人にはFIT(笑)。なんだかんだ行ってFITが一番なんだ。宣伝ちゃうよ(笑)。次回のトランスフォーマーは日本車が変形してくれたらいいのにな。ヒットしないかな(笑)。

ローラー鑑賞

1889303538_16
 
 仕事で小指を骨折してしまった。まあ大したことはなく経過も順調なので特に心配することもないのだけど、調子に乗って外走りしてると、何かとっさの動きをしないといけないこともあるだろう。そんなときに小指をさらに悪化させてしまうことにもなりかねないので、外走りは自粛して自宅でローラー活動。年末年始に録り溜めたHDD内の消化活動だと思って頑張る。
 
 『コクリコ坂から』…宮崎駿アニメ。学生同士の爽やかな恋愛モノ。恋愛ストーリー自体はベタな内容だが、時代背景が昭和30年代の学生運動が激しかった頃。戦争が終わって日本が一番アツかった頃ではないだろうか。私は学生運動なんか知らないけど、当時の若者は何かと団体で熱く抗議したり紛争してたりしたんだなあと思う。「今の若者は…」なんて言葉は嫌いだけど、少なくとも外に向けての発散の方法が根本から異なる。たぶん内に秘める熱さとかエネルギーは、昔も今も変わらないと思う。昔は学生同士でワーワーやってたけれども、今はそんなことは無い。かと言って若き血潮の膨大なエネルギーが無くなったとは思えない。昔の学生は、そうやってうまくガス抜きしてたのかな。ま、そんな当時のことを考える良い機会になった作品だと思う。
 
 『麒麟の翼』…東野圭吾原作の劇場版。阿部寛主演の加賀恭一郎シリーズ。私は基本的に小説を映画化するのには反対派で、今までも原作を読んだ後に劇場版を観るとガックシすることが多かったのだが、この加賀恭一郎シリーズにおいてはキャストがしっかりしてて、それぞれの物語は完全に独立してるけど、登場人物の相関図が共通してる部分があったりして楽しめる。同じ東野圭吾原作の「湯川学シリーズ(福山雅治主演のやつね)」も同様の意味で楽しい。「加賀恭一郎シリーズ」は家族の絆を題材にしたものが多く、発生する殺人事件の解決だけでなく、崩壊しかけた家族や仲間を再び引き合わせる要素がある。この『麒麟の翼』も例外ではなく、最終的には父と息子の絆を描いてゆく。なかなか感動的作品でした。
 
 とまあこんな感じで休み休みローラートータル2時間きっちり。部屋でローラーするとチェーンの油がフローリングに飛び散って掃除が大変(^^;;