久しぶりの連休

 墓参りやら入園式やらで、平日のど真ん中、水木と連休。正月以来の連休である。かといって別にゆっくりしたわけでもなく、何かとバタバタした2日間で、正に貧乏ヒマ無しである。

 

 当然のことながらゆっくりパソコンに向かう時間もなかった。昨今のネット社会において、2日もパソコンを開いていないと、あっという間に時代に乗り遅れてしまう。伊吹山がコース短縮になったことさえ知らなかった。

 

 「伊吹山はどうもモチベーションが・・・・」なんてハナシをチラホラと聞く。今回も距離が短くなったり荷物の受け渡しがうまいこといくかどうかわからなかったり・・・・。私もその一員であることは否定しようがないのだけど、申し込むときは「よっしゃヤルで!」と思って申し込むのに、いよいよ本番が近付くにつれてテンションが下がるのは何故だろうか?

 

 そういう気持ちになるとついついあーだこーだと主催者側に文句を言ったり書いたりしがちだけど、やっぱり我々が随分と贅沢になってきているのだろうと思う。結局は上り坂でレースをすることができないんじゃないかという自信の無さからそんな気持ちになるんだろうなと思う。

 

 道路を封鎖してくれたり駐車場を確保してくれたり補給食を用意してくれたりして、みんな頑張ってる。そういう人たちに対してダメ出しをすることが最良なのではなくて、黙って全力でペダルを踏むことの方が最良なんだと思う。「金払ってるんや」という気持ちではなく、普段の頑張りの成果を他人と競い合ったり公式の記録として残してもらう為に、という気持ちを忘れないでいたい。

 

 と、キレイ事を書いてムリヤリ自分のモチベーションをあげる作戦・・・・。

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若者たち

 先日の淡路島一周ツーリングに、木馬イベント初登場の方が数名がいらっしゃった。

 

 その中にバリバリ現役の大学生がいて(なんで「バリバリ」をつけたのかは不明)、アルバイトで貯めたお金で購入したロードバイクでの参加であった。

 

 なんちゅう素晴らしい選択であろうか。大学生といえば周りのみんなはそろそろバイクやクルマの免許を取得し、ソッチのほうにお金をかけるパターンが多いはずなのに、あえて自転車に「アホちゃうんか」というぐらいのお金をかけるというその勇気というか若さというか、もうなんちゅうか、おっさんは軽く感動してしまったぞ。

 

 聞けば実家は六甲逆瀬川コースのスタート地点に程近く、下宿先は琵琶湖のすぐ近く。さらに大学はリッツクリテでご存知のあのリッツである。六甲上り放題、琵琶湖周り放題、リッツクリテ出放題というその恵まれた環境は、彼を自転車乗りにするべくして神がお導きになったと言っても過言ではないような気がする。

 

 クライマーでもスプリンターでもなんでもなりたいようになれる若い無限の可能性に、おっさんはやっぱり軽く感動したぞ。