娘さんをボクにください!

 声優になる夢を追いかけて東京で暮らす上司の長女さんが、数日前から彼氏を連れて帰省しているそうだ。

 上司には娘さんが3人もいて、家の中では自分だけが男だから、女4人(娘3人嫁1人)は滅多に家に踏み入れることの無い「男子」にテンションが上がり、浮き足立っているという。私も上司の家にお邪魔して夕食をご馳走になったことがあるが、そういう感覚は容易に感じることが出来た。特に用事も無いのに、娘さんが代わるがわる部屋を覗きに来て、ビールはまだたっぷり残っているにも関わらず栓を開けてくれる。奥さんも大皿に一度に出せばいいのに、料理を小皿に何回にも分けて運んで来てくれた。

 招かれている者としては嬉しいのだけど、上司にすれば少々鬱陶しい様子で、最後にはキレ気味になっていた。「ええかげんにせーよ!さっきからチョロチョロと!」

 だからきっと長女さんの彼氏も、私がかつて受けたことのある「過剰サービス」に甘んじていることだろうと思う。正月でもない、お盆にも少し早いこの中途半端な時期に、東京からわざわざ彼氏を連れて来たのである。何か大切な話があるのは間違い無いのだろうけど、怒涛の過剰サービスに言い出すタイミングを逃し、お父さんの機嫌は益々悪くなり、今回の「人生の一大イベント」は失敗に終わるのではないかと、アカの他人の私でもそう思う。

 私も一応同じような経験があるが、果たしてあの時はタイミング的に良かったのだろうか?イヤ、良かったのだから今があるのだろうけど、娘を育て上げた父親として、「このタイミングで来てくれたら嫁にでも何にでもやるわ〜」なんて言う人はいないだろう。

 きっとベストなタイミングなんて無いのだろう。そんなものは自分が勝手に想像するだけのもので、私もいろんなパターンの「一大イベント」の話を聞いたが、「なるようになる」のが大まかな答えである。

 長女さんの彼氏よ。案ずることはない。なんくるないさ〜(他人事w)。

 でも今日はヤメとけよ〜。お父さん、さっき社長に怒られて機嫌悪いから。

ぼくのこころ

 ぼくのいもうとは「こころ」っていうねんけど、めっちゃかわいいねんで。
 ぼくが「ここちゃ〜ん」っていうたらわらうねんで。
 きのうじいじにトミカかってもらってん。
 ここちゃんもほしそうにしてたからかしたってんけどやっぱりいらんみたいやわ。
 おんなのこやもんな。
 もうちょっとおおきなったらぼくといっしょにあそぼな。
 ぼくのこころ。

 こころは今日で3ヵ月です。

夏カゼ治った

 ていういか夏カゼだったのでしょうか?軽い熱中症のような気もしますが・・・。

 木馬運動会&バーベキュー、ドタキャンしてすいませんでした。ご心配、ご迷惑をおかけした皆様にはこの場を借りてお詫び申し上げます。

盆休みの予定

 盆休みの予定はまだ組んでいない。12日に浴衣パーティーがあるぐらいで特に何があるわけでもない。

 ここ最近「浴衣浴衣・・・」と言ってたので、仕事したり自転車乗ったりする話題が無い。浴衣女性のケツを追っかけまわして遊んでばっかりのイメージが定着してもアレなので、一発ロングでも走ってやろうかと妄想している。

●妄想その1・・・先日イノウエさん達が行った日本海往復。
 『ヤツにも出来たんやからオレにも出来るやろモロ負けず嫌い丸出しツーリング』

●妄想その2・・・関西のクライマーなら一度は登っておかないとモグリ!?
 『六甲山、表も裏もどっからでもかかってこんかいツーリング』

●妄想その3・・・高野山を越えて龍神村から潮岬まで。帰りは42号線海沿い。
 『目指せ300kmオーバー!山も海も夏休みスポット一人占めツーリング』

●妄想その4・・・体力よりも精神力を鍛えよう!
 『連続清滝何往復出来るか!?地元民に怪しまれないように気をつけようツーリング』

 どれにしようか悩む・・・。

 おすすめコース&同行メンバー募集!

携帯壊れた

 こっちの声は相手に聞こえているみたいだけど、相手の声が全然聞こえない。スピーカー壊れたんかな?
 というわけで、しばらくの間は私に電話かけてきても会話にならないのでィヨロシク!



 昔ウチの店がお客さんに配ってたノベルティうちわ。
 クルマ屋とは全く関係ないけど、オレのハートにはバッチリ来た是!

第一回浴衣祭り告知

 「清滝アタッカーズ/箕面モンキーズ共催(後援:回転木馬)第一回浴衣祭り」が行われます。

会場:タモンズカフェ(http://www.tamonscafe.com)
住所:大阪市北区万歳町1丁目7
(梅田駅より徒歩約10分北野病院のすぐそば)
日時:8月12日(土)18時30分〜10時まで3時間半飲み放題。
会費:4000円

 今回もモンキーズ隊長が仕事をほっぽり出して店の予約を取ってくれました。人数は一応15人で取っているそうですが、前日まで変更オッケーとのこと。30人ぐらいは余裕がある部屋らしいです。

 かなたにさんの彼女が大阪に住むことになったのでそのウエルカムパーティー、ノリコさんの結婚お祝い、そして私アタッカーズ隊長の誕生日パーティーも兼ねております。

 参加者は全て浴衣。男子はチョイワルをワンポイントに、女子は後ろ髪アップでうなじバッチリが条件です。

 コスプレパーティーでもありません。コンパでもありません。ただ和服を着ることの少なくなったこのご時世です。ジャージにレーパンだけのお付き合いな皆さんと、和服でお会いできることの喜びを感じて頂きたい。そう思ってモンキーズ隊長と発案企画しました。決してシタゴコロ、ヤマシサ、スケベゴコロはありません。特に女性の皆さん、安心してご参加ください。

 「帯をクルクルほどき」なんて絶対しませんから・・・。

パパの気持ち

 息子を連れて近所のジョーシンに行って来た。特に何を買うわけでもなく、ただ涼みに行っただけ。まあオモチャも売ってるし子供を連れて行くにはベストなスポットかもしれない。

 小一時間ほどブラブラして、そろそろ帰ろうかと思ったけど、せっかく来たのに何も買ってあげないのはかわいそうなので、トミカを一台買ってあげることにした。300円ぐらいのもんだし。

 ズラーっと並ぶトミカの前に息子を立たせ「ひとつだけ買ったる」と告げるとその瞬間、瞳が輝き、頬が赤らみ、全身の筋肉が躍動を始めたようで、気が狂ったようにトミカ売り場を往復し始めた。

 ところが大量に並ぶトミカの中から一台だけを選ぶことがかなり困難なようで、どれにするか決めあぐねている様子。私の方をチラ見しながら「これもいい?」みたいな表情をし、小さな手に4箱のトミカを握っている。

 「アカ〜ン。ひとつだけや」

 しかもその4台全て、既に持っている車種である。私は息子の手からトミカを奪い、元あった所へ戻した。息子は明らかに落胆している。息子はしばらくその場をウロウロしていたが、何を思ったのか私の手を引いて出口の方へ向かった。

 「ぱぱぶー!(パパのクルマに乗る!)」

 なんや。何をスネとんねん。清掃車でもブルドーザーでもリフマグ油圧ショベルでも何でも買うたるって言ってるやん。確かに分かるよ。お前の気持ちは。あれだけある中から一台だけ選べったってムリやわなー。でもパパの小遣いやったら一台が精一杯やねん。おおそうや!ジイジに買ってもらえ。もうすぐお前の誕生日やから好きなだけ買ってもらえるぞ。ていうかオレの誕生日も近いからコルナゴ買ってくれるようにお前から頼んでくれへんか?イヤイヤオレからは言われへんて。お前が言う方が効果あるって。ていうかお前がコルナゴ買ってもらえや。お前が自転車乗れるようになるまでオレが乗っといたる。コラコラ寝るな。パパのハナシを聞かんかい。

 ・・・おやすみ。

妄想コルナゴ

 私は以前から何度も言ってるように、コルナゴ Extreme-Cが欲しくてタマラナイ。購入に向けてコルナゴ貯金を始めたはいいが一向に貯まらず、現在に至ってはデュラエースさえも買えない残高である。

 大体100万円近くする自転車を買えるワケがない。そう、自転車に100万円も使うことなんて我が家ではゼッタイ有り得ないのである。もし宝くじで100万円当たったとしても、それを全額自転車に使うことはきっと出来ないだろう。1000万円でも嫁のオッケーが出るかどうかはビミョーなところだ。「ローンの足しにして〜、子供達に貯金して〜、ウチらは焼肉でも行こか〜」がオチである。

 しょっちゅう妄想する。

 「この坂がコルナゴだったら・・・」
 「この距離がコルナゴだったら・・・」
 「このレースがコルナゴだったら・・・」

 それだけでは無い。生活の全てと言ってもいい。生活の全てのシーンにおいて、コルナゴを当てはめ、コルナゴを想像し、コルナゴに換算している。それほど私はコルナゴを欲しているのだ。コルナゴの社長がこのブログを読むことがあったとしたら一台ぐらい分けて頂きたい。

 だがしかし、昔の私に比べたらちょっとは賢くなった。私の実力で100万円もする自転車を乗りこなせるわけがない。もし何かの間違いでExtreme-Cを手に入れたとしてもきっと、フレームが固いとか、ヒザが痛いとか、乗りにくい、なんて評価になってしまうだろう。ましてやそんな高価な自転車を通勤などに使えるハズもなく、タマのレースに「決戦用」などとホザいて乗ったとしても、普段練習で使っているバイクの方が断然乗りやすく、私のようなシロートはかえって良い結果を残すことだろう。

 初心を忘れているのだ。

 今のケルビム号が納車され、嬉しさのあまりいろんな所へ走りに行き、通勤にもツーリングにもレースにも「これ一台でイケルやん!」と言っていた時のことを。

 先日のイノウエさんを見て思った。

 初めての「自分専用」を手に入れた喜びが、上り坂でのあのダンシングであり、200kmを走って来たとは思えないあのラストスパートであり、ゴールでビールを呑んだ時のあの表情なのである。

 そうだ。私には今の自転車がイチバン合っているのだ。考えてみたら、一台目にこんな自分にピッタリの自転車に巡り会えるなんて幸せ者だ。もう「コルナゴ欲しい」なんて言わない。ゼッタイ言わない。3億円当たったら言うけど。

 せめてカラーリングだけでも・・・。